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アマゾン薬局で地域が消えたら3Dプリンター住宅で移住しちゃえば?

アマゾンが処方薬の販売事業参入を検討(日本経済新聞)という報道を受けて、「アマゾン薬局」日本上陸すれば既存薬局に大打撃(Aera.dot)という記事を見かけました。

https://dot.asahi.com/dot/2022102100068.html

アマゾンだけにいわずもがな「オンラインによる処方薬の注文と配送」ということになりまして、利用者からすれば「時間と場所の制約から解かれて便利になる」ということですから、既存薬局からすれば脅威になりかねないという内容でした。

アマゾンで地域のインフラが消える?

オンライン販売は、これまでにも様々な既存の業界に大きな影響を与えてきました。テクノロジーの進歩がめざましい現代社会、アマゾンのようなものが、既存のもの、ここでは中小零細の小売店が地域から消える一因(あくまで一因)になっているというのは私も理解できます。

近い将来、アマゾン薬局が浸透すれば、前述のようにリアル店舗型の調剤薬局は苦境に立たされるケースがあるだろう。もちろん、薬局の省力化や効率化は大切だが、その一方で、薬の購入は患者の命や健康に直結する。調剤薬局が減ったあと、アマゾン薬局の収益が予測を下まわり、撤退するような事態となれば「不便」ではすまない状況となる。薬局は地域のインフラであり、失われることの代償はあまりに大きいと知っておくべきだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/010db8d186a76d00da68bd383983a6e0531fecfc?page=4

記事でもアマゾン薬局の影響で「地域のインフラ」が脅かされかねないと警鐘していますね。

24時間でつくれる3Dプリンター住宅が実用化

さて、少し前にこんなニュースも話題になっていました。

兵庫県にあるスタートアップ企業セレンディクスが手がける、3Dプリンター住宅。こちらは1LDK住宅を24時間で(しかも500万円)でつくってしまうというもので、2023年春までに販売を目指して準備に入ったそうです。

アマゾンで地域が不便になってしまったら、便利な地域に3Dプリンターで家を建てて移住するしかないですね。そもそも、アマゾンだって直ぐに荷物が届くのは人口密集地だけですし。

なにしろ24時間で家ができるので、そうなると、「ホイホイ」と便利なところへ移住を繰り返して・・・気がついたら外国に住んでたりして・・・。

「ぜんぶ、すてれば」って開き直る?


そういうことを冗談でも言うべきじゃないと怒られます。ただ、結局のところ、世の中の多くの人が求めているものがこの世を形成しているんだから(民主主義国家では)、それは私ひとりの力ではどうしようもない。

それは「みんな」が望んだこと。「みんな」の前で私は無力。

私だって自分の土地に24時間どころか、大工さんがコツコツと半年以上もかけて建ててくださった家に住んでいて、これを捨ててどこかへ・・・なんて考えたくもないのです。

かといって「そうなったらどうしよう」とかで、ネガティブな時間を過ごすと精神衛生上よくないので、ここはひとつ開き直ってみようというのも良いですね。

そこで、元寺田倉庫社長の中野善壽さんの著書「ぜんぶ、すてれば」。

実業家の中野さんが、「今日がすべて」という言葉を授けてくださります。そう、「今日の自分」を妨げるものなど、ぜんぶ捨てて仕舞えばいいんだな。私、この本、好きだな。

そもそも、みんなが幸せになるなら何でもいい

さて、ちょっと余談ですが、記事では編集部が入手したというアマゾン薬剤師の募集要項について触れていて、そこには「月額基本給は46万2500円以上」でこれは「かなりの好条件」なんだそうです。

少し前に、薬学部に進学して今は薬剤師、という方のTikTokを見かけたのですが、「学費いっぱい、奨学金めいっぱい、でも、給料は多少良い。学生時代、頑張って勉強して良かった」という内容でした。

薬剤師に限らず、みんな自己投資して今の自分があるのだから、そんな自分を認めてくれるところで働きたいですよね。そんな人からしたら、「アマゾン、サイコー」ってなるのかな。

アマゾン、サイコー

「週休いつか」で一緒に活動したい方募集


さて、弊社、株式会社「週休いつか」では、今日も人を募集しています。

そもそも人が幸せに生きることが目的で、そのために地域を守る必要があるなら、それは成し遂げねばならないわけですが、一方でアマゾンが幸せにしてくれるならそれでもいいです。

しかし、そうでないないなら、それを覆す何かを世にもたらすのも私たちの使命です。

それで、たぶん、アマゾンが幸せにしてくれる、っていう他力本願な感じではダメじゃないかと思っています。あくまで今日現在の直感ですが。

そんなふうに考えが行ったり来たりしている私たちですが、一緒にアマゾンみたいなのを観察して、便利なら利用するけど、それが間違いだと知ったらどうするか考えて、理想の社会、つまり幸せに生きることを創る活動をしてくださる仲間を探し続けています。

(肝心な私たちへのコンタクトの方法ですが、時々、下記におりますので、気になる方は声をかけて下さい。この方法でない場合は、ちょっと呼応できない場合があるのでゴメンなさい。もちろん例外もありますし、変わると思いますが、今の時点ではこれでやってみようと思っています。)

お待ちしております!

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