Masayuki Sakata

理学療法士 健忘録として臨床で疑問に思ったことやアイデアを公開していきます。基本的には…

Masayuki Sakata

理学療法士 健忘録として臨床で疑問に思ったことやアイデアを公開していきます。基本的には論文など用いて根拠のある内容でまとめます。過去に書いた内容も適宜修正したり試行錯誤しながらやっていきます。中には妄想も含まれますので注意してくださいね。

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    整形で働く理学療法士が日々の臨床の疑問や身体に関する内容を中心に投稿しています。 たまに全然関係ないこともありますが、あしからず。 質問はここへ→https://peing.net/ja/me/home

最近の記事

【行動変容 behavior change ②】

先日の記事の続きです。 今回の記事を簡単にまとめる 具体的に行動変容を起こすことために必要な支援技術と行動変容ステージに応じた対応例を紹介していきます。私見が入っていますので参考にしてみてはいかがでしょうか? 【行動変容ステージ】 無関心期:行動変容に関心がな時期 関心期:行動変容には関心はあるが、まだ実行する意思がない時期 準備期:行動変容に向けた行動を実行したいと思っている時期 実行期:明確な行動変容が確認されるが、その持続に自身がない時期 維持期:明確な行動変容が

    • 【行動変容 behavior change ① 】

      患者さんはなぜ運動してくれないのか? 今日は【行動変容】についてお話いたします。 【行動変容】 経験によって生じる比較的永続的な行動の変化 今田 博 : 学習の心理学 . 培風館 . 1996 理学療法士として働いていると「教えられた運動していません・・・」っと、言われてガクっと肩を落とす経験をする機会は多いと思います。 誰が悪いのでしょうか? PT? 患者さん? 環境? etc... 自分の答えは・・・「誰の責任でもでもない、なるべくしてなった」 結果だと思って

      • 【大局観】 と 【臨床観】

        大局観? 臨床観? なにそれ? という感じでしょう。 【大局観】とは、ボードゲームに置いて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のことである(Wikipedia)。 【大局観】という羽生善治さんが書かれた書籍でこの言葉を知りました。 自分は整形病院で働いていますが、【対局観】に似た【臨床観】で臨床を診ているように思います。 【臨床観】とは自分が考えた造語で

        • 【先人から学ぶ】

          我々はなぜ学ぶのか? 理学療法士を含む全世界の医療者は【過去】新人を経験しています。 考え、悩み、経験し、様々なことをことを乗り越えて【現在】があります。 過去の学術論文は医療者としての思考の集大成だと思っています。学術論文は完成され【Accept】されているように思えます。しかし、その裏では多くの失敗を繰り返しながら成り立っているのではないかと思います。 我々も同様に医療者として【現在】に至っています。 天と地がひっくり返るような疑問を持たない限りは、先人たちがすで

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