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【大局観】 と 【臨床観】

大局観? 臨床観? なにそれ? という感じでしょう。

【大局観】とは、ボードゲームに置いて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のことである(Wikipedia)。

【大局観】という羽生善治さんが書かれた書籍でこの言葉を知りました。

自分は整形病院で働いていますが、【対局観】に似た【臨床観】で臨床を診ているように思います。

【臨床観】とは自分が考えた造語です。「臨床においてセラピストや患者を俯瞰(ふかん)して診る能力」である。と定義するのがしっくりくる感じです。

【臨床観】を持って臨床をすることの最大のメリットは、担当外の患者さんとセラピストとの関わりを診ることで、自分の経験値が増える錯覚を覚えることです。そういった経験の中で臨床で役に立ちそうなアイデアが浮かんできます。

でも、自分の症例さんには思い入れと先入観が入って、なかなか俯瞰して見れないです。どうしたものやらって感じです。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

さあそろそろ臨床の話をしていきますか・・・



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