田舎への移住の壁は人 ep#4

みなさんこんにちは。
西日本が梅雨入りしましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて今回も、田舎へ移住した頃の記録を確認していた所、個人や地域が特定できなさそうなエピソードがまた見つかりましたので、記事を上げていこうと思います

田舎へ移住したうちの畑は自動車が通過できる道路に面した場所にありました。
また畑と道路との境界に大きな段差はなく、境界のコンクリートが数cm高くなってりるだけの物でした。

しかし畑は土、道路はアスファルトで境界は明確にわかります。

しかしながら、うちの畑の道に沿った畑の土に足跡が付くことがよくありました。

子供の小さな足跡はまあしょうがないといえますが、大人の長靴の足跡が付くこともざらにあり、それだけでなく、自転車のタイヤ跡、それどころか軽トラとおぼしき車のタイヤ痕が付くこともありました。
しかし段差がないのではなく、乗り越えると明らかにわかりますし、わざと乗り入れないとタイヤが引っかかるはずです。
私は今でもなぜ自転車や車でわざわざ畑にハンドルを切って突っ込むのか意味がわかりませんが、とにかく乗り越えられるくらいの段差しかないというのはお分かりになられると思います。

そこで、少しだけここにも書いていますが、他の様々なエピソードが積り重なっておりそれまでにも畑にもいろんな事をされておりましたので、妙な気が起こらないよう侵入がしにくいよう、また侵入したとしたら言い訳できないような畑と道路との間 に境界を作る事にしました。

最初、頑丈なブロック塀にしようかと思っておりましたが、畑の日当たりが悪くなるので辞め、金網も見積もりをだしたら結構な額でしたので、土着民対策の為にそんなお金をかけるのはバカらしいので、辞めました。

獣害対策用の柵も考えましたが、もしあれを立てても多分同様に土着民に蹴ったり曲げられたりしていたと思いますのでやはり金がかかるので辞めました。

最終的に一番安価に済む生垣にしようと木を植えることにしました。

高さ1mくらいで整えて生垣になれば、侵入してくるのも気おくれするだろうと考えましたが、それより前にただ生垣を作るのにこんなに苦労させられるとは思ってもみませんでした。
早速生垣作りの為に、木の苗を全部で10本程買ってきて、畑と道路との境界に植えました。

それで最初に断っておきますが、誰がどう見ても植えた木は畑内に収まっており、枝を含めて一ミリも道路にはみ出てはいません。
苗木をはみ出して植えようと思っても、その方が難しいです。

ここまでは、ただ畑の囲いをどうしようかなという話でしかありません。

さてまたその日はやってきました。

植えて1週間程は毎日水やりをしていました。その時は特に何も起こりませんでしたが、そろそろなじんだだろうと水やりに行かなくなって、5日程経った頃、3本の苗木が斜めになっているように見える事に気が付きました。

目の錯覚かなとも思いましたが、私の植え込み方が足りなくて斜めに傾いたのかなと思い、こりゃやりなおしかなと見に近づいてみると、苗木の根っこが丸見えになっていました。

苗木のまま植えているので、根っこをむしろみたいなもので包んで縄で縛ってある状態が土で汚れてはいますが、丸見えになっています

それは地面に掘ってある穴の中に、苗木がポンと置かれているような状態です。
なんだこりゃ と思って、なんでこんな事が起こるのかと観察していると、ばばあがどこかから見ていて どうしたどうしたと話しかけてきました。
いや苗木の根っこが露出してしまって と話すと 猿か?イノシシも地面を掘るからね と言い去っていきました

猿がこんな事を何のために?イノシシが根でも食べるのか?木の?
根っこ部分は全く荒らされていないのにそんなバカな と思い、また同じように穴を掘り直して植えなおしておきました。

不可解な事が起こるなとその時は思いましたが同じように、毎日観察していました。

そうしたらその数日後の夜に仕事から帰宅すると、また苗木数本が斜めに傾いていました。
見に行くとまた同じように根ごと地表に露出してしまっていて、地面に置かれている状態になっていました。

これは絶対におかしい、私の植え方が悪い訳ではなく別の理由があるはずだと、原因が何かわかるように対策を打ちました。
具体的な対策方法をここに書くと、今後突破される場合があるのでそれは避けます。

ここで排外主義の土着民の本性を見ることになります。

結果として、私が留守の夜間に自動車でやってきて、うちの畑の前に車を止め、車から降りてきて、苗木をぐりぐりとこねくり回して地面から抜いている男がいる事がわかりました。
わざわざ夜に車で来て、私のいないのを確認し、私が植えた苗木を抜くってどういう心情なのでしょうか?

もっとびっくりしたのは、それに便乗したのかわかりませんが、同じく私が留守の昼間に、以前に猿かイノシシかと話しかけてきたババアが別の苗木を同じように抜いているのです

当時、私が留守かどうかは車があるかないかを見ればわかりました。
 
そして、この苗木を夜に抜きに来ていた男は当時、ここらではあまり見かけないドイツのツーリングワゴン車に乗っていたので、誰かは一発でわかりました。

他にも犯人はいるのですが、一応原因と犯人はわかりました。さてここからが大変です。

前回お話しましたジジイの立小便の件を読めばお分かりになると思いますが、例えば、家に押し掛けて問い詰めた所で、まずシラを切ります。無視します。そして反省する事も謝る事もなく、止める事がないのも容易に想像できると思います。

またある所にも相談してみましたが、苗木を盗んでいったり、抜いて枯れてしまったわけでも破損したわけでもないので、第三者が行って注意して、苗木は抜かれなくなったとしても別の事を始めるだけだろうという結論に達して、ごちゃごちゃと揉めて私に不利な風評だけが流され解決までに労力と時間がかかるだけなので、今回は犯人がわからないフリをして力業で解決しました。

苗木を抜いていたばばあはもうこの世にいませんが、このドイツ車の男はまだいます。

そして私が犯人を知っている事を本人だけでなく近所の誰にも言ってないので今も知らないはずです。

奴らは、移住新参者の目を盗み留守を狙ってバレないようにする嫌がらせの努力は惜しみません。

犯人を責めて改善を求めても改善は見込めず、今度は被害が他に及び拡大する事は容易に想像できます。

そうなると防犯する範囲がさらに拡大して、こちらの時間や金が浪費される最悪の事態なのでそれは避けなければなりません。

奴らは本当は木などどうでもいいのです。新参者がやる事は全部気に食わないのです

なので、例えば私が今回、木を植えるのを諦めた所で、また別の所で同じような事が起こるだけで何の解決にもなりません。

ですので今回は土着民がわざわざ抜きに来ていた事を知らないフリをして、苗木を抜いたり動かしたりできないように、支柱を何本も立てそこに太い針金を引っ張りがっちりと動かせないように苗木を固定しました。

これだけでも非常に無駄な労力です。通常の街に住んでいたならば、いらない無駄な時間と金と労力がかかっています。

さて今回はこれで様子見をしてみます。

やはりババアが私の留守を狙って苗木に近づきますが、もう素手ではどうやっても抜くことはできません。そのまま帰りました。

抜こうと思えば何かを破壊しなければ抜けません。
何かを破壊すれば勝手に抜けてしまった、という理由は付けられなくなります。
またドイツ車のワゴンの男も同様です。
同様に夜に車で乗り付け降りて、1分程試行錯誤してましたが、結局抜くことも動かす事も出来ずに走り去っていきました。

この時点で奴らは私が犯人を知っているという事すら知らないので、あんな風にまるで自分は知らないような体で話しかけてくるぐらいなので、できればバレたくない、故意に抜かれている事実を知られたくないという心情が働いたのかもしれません。

この後、無事苗木は畑に定着することになります。

さてみなさんはこれで解決したと思いますか?
いいえ、やはり被害は他の方法で拡大していきます。
今の日本で人が田舎へ移住するとはそういう事なのです。

この畑の生垣の話だけでも長くなるのでその後の エピソードはまた次に投稿したいと思います。

今回も最後までお読みいただき大変ありがとうございました。

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