田舎への移住の壁は人 EP#9
前回に、町内会も地方自治体も公務員も移住者にとって役に立たない事を書いてきましたが、今回はその中で 町内会 についての数多くあるエピソードの中から 町内会長 とのやり取りのエピソードを書いていこうと思います。
ある日、突然 町内会長が 話がしたい とやってきました。
内容は以前にも書いた 路駐 の件でしたが、それならば、連中はまだ路駐をやめていなかったので、他に路駐している地元民には言いにいかないのかと聞くと、後で言いに行くからやめてほしいといわれましたが、以前と同じように、絶対に言いにいかないと思ったのでそこは信用せずに、他の路駐がなくなってきてから考えればいいと思っていました。
それよりも前回まで書いた枝や支柱等の器物破損について困っている旨を町内会長に話すと
そんな事あったの それは大変だったね 知らなかった
と話しを聞いているように見せてはいるのですが、相槌が空っぽくて、はなしながら どうもこれも信用できない、話しただけでは安心はできないなと思っておりました。
そして話を終わると じゃあ頼んだよ というので、こちらの事もよろしく と言うと へへへへ と愛想笑いをして帰りました。
さて、町内会長に話したので、それが土着老害にどのくらいの期間で伝わり、町内会長のいう事なので老害といえども話を聞くのか、それがわかる時をずっと待っていましたが、いっこうに土着老害による器物破損も路駐もなくなる様子はありません。
まあこんなもんだろうか と思い、私も今までと同じように近所の老害と同じように路駐を続けていました。
そうしていますと、10日程してまた町内会長がやってきました。
おいおい、この前話をした事はどうなったのか
守ってないじゃないか
と言ってきたので、私は
私がこの前話したことはどうなっているのか 何も変わってないぞ
というと、
何の話だったかな?
と言いはじめ
いやこの前来た時に私が話をしたじゃないか
と私が言ったら
いやわからない
と返してきたので
じゃあこの前来た時に、私が近所の連中にされて困っている件について何を話したか言ってみてよ
というと
忘れた
と返してきて、それだけでも怒り心頭でしたが、
じゃあ これからこの前話した事と同じ内容をまた1から私が困っている件について話すので、その話を町内会に持ち帰って、老人たちに報告して話し合ってください
と私がいうと
話さない
と返してきたのです。
おいおい、それはどういうことか 話さないと改善しないだろう
というと
話さない
としか言わないので、もうこれは話をしに来ているのではない
命令をしに来ているだけだ
と思ったので、これは話をしても無駄だと思い
私は忙しいので、私の話を聞いて町内会で話し合う準備ができたらまた来てください
と言い帰ってもらいました。
しかしそれから何度か来ましたが、最初に 私の話を聞いて町内会で話しあう準備ができましたか? と聞くと それよりも と言い始めるので、話を聞く準備がないなら帰ってくれ と帰しておりました。
それが何度か続くと、しばらくこなくなって もうあきらめたのか それとも改善するのかと思っておりましたが、依然として路駐や器物破損は続いていました
そうしたら、町内会長はある行動にでました。
みなさんは町内会長は何をしたと思いますか?
多分みなさんの考えている斜め上の行動だと思います。
私もびっくりしました。
なんと、どこで調べたのか私の両親の所へ連絡してきて、親からやめるように言ってほしいと親に話をしに行っていたのです。
うちの親もびっくりしたそうですが、私の親ですので わかりました とは絶対に言いません。
うちの息子はもう成人して家を出て自立していますので、私がとやかく言う事ではないです
と帰ってもらったそうです
訪問してきて、いきなり文句を言ってくるのではなく、挨拶をしに行ったように訪問
してくるのです。
そして世間話をしたり、私の事を聞いたりした最後に、親から言ってほしいというのです。
そして上記のように断ると帰ったそうです。
両親は、そんな事で訪問してきた町内会長に凄く怒ってて、もしまた来ても断るが、もう次来
てもその事はお前には報告しないからお前も怒らず相手にするな
と言ってくれました。
それから実家に帰ると年に1回くらい、 お前大丈夫か?いつうちに越してきてもいいんだ
ぞ
と言われることがあり、それを聞いて
また町内会長が実家に来たんだ
と察するという事が続きました。
みなさん考えられます?
遠く離れた実家を調べてそこへ訪問して親から言う事を聞かせようとする町内会長が田舎には存在するのです。
闇金か反社でしょうか?
いいえ違います。田舎の町内会長です。
この思考の根っこには家父長制があります。
おじいさんが一家の長でその次が長男 そしてそこから下へ行くほど自分の意志や自由がなくなっていくカースト制のようなものがまだ日本にあると信じているからこそ、こういう行動に走るのです。
土着老害の考える一家の長であるじいさんの所へ、お前んとこの下の方のを何とかしろと言いに行く行為に走るのです。
何の宗教なのか、この地域だけ戦前なのかと思ってしまいます。
こうなりはじめて、町内会長はまったくうちに来なくなりました。
何か文句がある時には私の親兄弟の所へいく、もしくは公務員の所へいく
私には話しかけもしない
なぜなら、私に話すと倍になって返ってきて、自分たち土着老害が改善しなければ話が先に進まなくなるからです。
そんな事は意地でも土着老害にはできないらしいです
なぜなら、前回もかきましたが、今まで ”消える” 以外で解決したことはないのですから。
みなさんはそんな場所へ移住できますか?
これらのどこに民主主義や人権が存在しますか?
これらは町内会長だけでなく、地方自治体や公務員も同様です
土着老害の方を優先し、よそ者はひっこめろ というスタンスに変わりはありません。
あなたは田舎へ移住し理不尽な事に耐えながら生きていく自信がありますか?
それとも、私はいままで土着老害が何等かの理由で”消える”事以外で解決した事がない理不尽な差別を、あなたなら苦労する事なく解決できますか?
彼らは移住者など望んでいません。
もし望んでいるとしたら、何も文句は言わずに働く 奴隷 だけです
あなたは憧れの自然あふれる田舎へ移住して 奴隷 として生き続ける自信はありますか?
それとも私のように、田舎へ移住して、嫌がらせをしてくる土着老害が”消える”のを待つ人生を歩みたいですか?
私はとにかくそういった田舎へ移住して土着老害の被害を被る方を一人でも減らしたくこの投稿を続けています。
次回も続きを書いていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき大変ありがとうございました。
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