田舎への移住の鍵は人 ep#3

みなさんこんにちは。
そろそろ梅雨入りしそうな季節になってきましたね
さて今回は、私は田舎への移住で土着民から受けた体験エピソードは大量に記録しており、その記録を確認していると、そのほとんどは個人や地域を特定できそうな物と判断できるので、今の所ここには書かないでいます。
しかし今回その中から当人同士にしかわからないエピソードを見つけましたので、今回書いていこうと思います。
もしかしたら、田舎に限らずどこにでもあるようなエピソードかもしれませんが、私は田舎へ移住した時以外に受けたことがなく、ドラマや映画でしか見たことがないような事だったので記録していました。

それはあるカンカン照りの日に、私がうちの前の道を歩いていると、うちのすぐ前の道路に丸い大き目のせんべいくらいの水たまりがあるのに気が付いた所から始まります。
その周りには水が出てくるようなところは一切ありません
排水溝はすぐ近くにありますが、晴れ続きでそこにすら水はまったくありませんでした。
そしてその水たまりに顔を近づけると臭いのです。その事からこれは猫か何かが小便をしたのかとその時は思いましたが、猫にしては量が多すぎるので、犬か何かかなと思いましたがよくわかりませんでした。
匂いがあるのでそのままにはしておけないので、その時はじょうろに水を汲んできて、水で流しました。

それからまた数日後、ほぼ同じ個所に量が少し違いますが、同じように水たまりができており、やはり近づくと臭い。野良犬がうろうろしているのかと思い、その時もやはりじょうろで流して終わりにしました。

そのような事がこの後何度も続きました。
その都度、野良犬か猫かなんかだろうからしょうがないと思い、じょうろに水を汲んできて水で流していました。

ここまで読まれて皆さんはどう予想しますか?

犬か何かを散歩させて小便をそのまま処理せずに放置しているとかはよく聞く話ですね。

そしてそれは突然訪れました。

ある日、私が庭で作業をしていると、かっぽかっぽとうちの前の道路を長靴で歩く足音が聞こえてきました。
長靴でアスファルトの上を歩くと、足音が大きいので気が付きました。
そしてその足音がうちの前で止まりました。
私が作業している場所からは見えないので、最初なんだろうと思いましたが、10秒程経ってもそこから動く様子もなく、私はうちの前で一体何をしているのか気になり、見に道路まででました。

そうすると、そこではジジイがズボンのファスナーを上げるような動作をしていて、その前には例の丸い水たまりがあったのです。

そうです、いつもうちの前に小便をしていたのは近所のジジイだったのです。
いやいや老人なのだから漏れそうだったのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし田舎は排水溝や水路が道沿いにたくさんあり、その場所から1mもいけば排水溝があります。

しかもそのジジイは自分の畑から自宅までの移動の途中でその通過点にうちがあり、また自宅まであと数十mも行けば自宅へたどりつけます。
またもし畑にいた時に漏れそうだったのなら畑でしてくればよい話であります。

またこのジジイは、以前に路駐で私が車を移動した後にわざわざその場所にトラクターを家から出してきて路駐したジジイです。

私はすぐに駆け寄り、なぜここで小便をするのか、そこに排水溝があるじゃないか、家まですぐそこではないのに間に合わないのかと問い詰めましたが、私の事は無視して歩き続け、ずっと話しかけているのに、そのまま目も合わせず止まる事もなく自宅まで帰って家の中に入ってしまいました。

私がすぐ玄関の呼び鈴を押すと、ジジイではなくばあさんが出てきました。

ばあさんが 「何か?」 と出てきたのでジジイの立小便の事を話すと、ばあさんは一応私に 「すいませんねえ」謝りながら、ジジイを呼びに行き、ジジイが家の奥から出てきました。
そしてうちの前の立小便について問い詰めると、「わかったわかった」 とめんどくさそうに言い、謝る事も反省しているような素振りもなく家の奥へ引っ込んでいきました。

ばあさんが「すいませんねえ」と一応謝るのですが、ではこのばあさんがまともで、じいさんが暴走していると思いきや逆で、実はじいさんを焚きつけているのはこのばあさん連中だったりするのです。

ですが、本人からではないとはいえ、一応ばあさんが 「すいませんねえ」 と言ったので多分これでもうしないだろうと思い、私はそこで帰りました。

さて、みなさんこの件はこれで終わったと思いますか?

このジジイ、この1週間程後に今度ははうちの畑の前に立ち小便をするようになりました。
畑はうちの家の隣にあるので、前とは位置が違えど同じ道路で数m離れているだけのほぼ同じ場所です。

また同じように話しかけますが、立ち止まるわけでもなく無視されずっと歩いて家まで帰っていきました。

私はまた呼び鈴を押して、呼び出して話をしても同じ事が起こる、反省もなく改善されないと思ったので、これは悪質だという事で、対策を打つべく準備をして次回立小便をするのを待っていましたが、なぜかその後に同じ事は起こさなくなりました。

いやいやじゃあ今まで執拗にうちの前に立小便をしてきたのは何だったのか
逆に言えば最初からそんな事をしなくても済んだ話なのです

うちの前でわざわざ立小便をする必要など全くなく、やらなくても全く問題がないという事です。

今回の件は非常にあっさりと終ったうちに入ります。
他の事で何度言っても何をいってもずっと何年も辞めなかった嫌がらせは沢山あります
一つ一つは大したことでなくても、こういった小さな嫌がらせを積み重ねていくのが、奴らの特徴です。
こういう事がいくつもいくつも長期間続いて重なり、言ってもやめないだけでなく、それどころか、今回のジジイ同様に ただニヤニヤ笑うか無視される事が多かったので、そのうち私も奴らに対しては何か言われても無視する事に決めたのです。

最初に書きましたが、こういう理解できない嫌がらせが沢山ありますが、このように当事者にしか個人を特定できないエピソードは少ないので、なかなか記事として上げるのが難しいのでその点はご了承ください

さてみなさんは今回の件は気にするような事ではないと思われますか?
多分私が言いに行かなければずっと続いていたと思います。
何度も何度もジジイに家の前に立小便をされてあなたは我慢できますか?

私は今現在の日本の状態で田舎へ移住するのはお勧めできません。
こんな対応では田舎が空き家だらけになるのは当たり前だと思っています。
皆さんは戦中に、都市部から田舎へ子供が集団疎開した時に、田舎の子ども達にいじめられ上げてたという話を聞いたことはありませんか?

今なお何も変わっていないと私は思っています。
戦後レジームからの脱却とか言う方もいますが、戦後レジームとはなんでしょうか?
そんな物あったのでしょうか?
私は日本は戦前から何も変わっていないと、田舎に移住してみて感じました。

今回も最後までお読みいただき大変ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?