田舎への移住の壁は人 EP#6

前回から忙しくて少し間が空きましたね
前回までは、木の枝が折れていた所までの話でした。

木の枝が折られた以外の他の事でもおかしいと思っていた事が沢山ありましたので、いつものように今回も確認できるように準備をしました。

先に折れていた1本だけで済めばいいと思いながら、どう折られるのか確認できるようにしました。

しかし思いは裏切られます。

当たり前かもしれません。土着老害がこれで終わるはずがないと思っていました。

さて確認した結果ですが、まず一人のジジイが現れ、今度は木を支えていた支柱を曲げました。

このジジイはみなさんおなじみの、路駐の時にトラクターを路上に意味もなく駐車をしたり、うちの前にしょんべんをしていったジジイです。
このジジイは自分の畑に行くのに日に何度もうちの前を通過しますし、これまでの事もありますので、第一容疑者でした。

この支柱を曲げる件についてはまた後に詳しく書きます。

次に別のジジイが現れ、そいつは枝を折っていきました。
この枝を折るジジイはいつも用もなくうろうろ道路を歩いていますので、このジジイも容疑者の一人に入っていました。

奴らの折り方には特徴があり、枝を完全に折って取ったりしません。
4/5程折ってしまって皮一枚でつながってiいる状態でぶら下げておくのです。
枝というのは、枯れてしまったのならともかく、生き生きとしている木の枝ならば、
何もないのに突然折れるという事はまずありません。

もっというと、枝が完全に折り取られてしまい、加えて折り取られてしまった折れた枝がそこらに転がっていない状態の場合は、100%人間が折り取り、折り取った先を持ち帰っている確証となってしまうので、よっぽどのアホでない限り、土着老害はそんな事はしません。

他にも数人似たような事をするのもいますが、今回は今後も様々な事件のほぼ主犯格となる先の2人のジジイに絞って書き、他の犯人についてはまた別の回に書いていこうと思います。

さて、枝を折る件ですが、先に書きましたように、この主犯格の2人のジジイは毎日必ずうちや畑の前を歩いて通過します。

また歩いて通過して枝を折るのはほぼ平日昼間です。
定年を迎えた老人、もしくは専業農家をしているような人間しか家にいないような時間帯です。
今は専業主婦なんて公務員の妻でもいないでしょうから、ほぼそういう連中しかいません。
土着老害はその時を狙ってやるのです。空き巣と思考は同じです。
標的の人間が家にいない、見ているものが自分の味方しかいない という時を狙ってやってきます。

農家というのはある意味協業でやっていかないと成り立たない部分が多々ありますので、結託するのは非常に簡単です。これは兼業農家でも同じです。自分達が”仲間”と判断した人間には甘く、奴らにとって仲間がやっている事の見て見ぬふりなんて造作もないことです。

最近の空き巣は夜に忍び込んで というより、平日にサラリーマンか作業員のような恰好をして、空き巣に入る先を物色しているそうです。

それと同じようにこういう老害連中の犯行は平日昼間の犯行が一番多いのです。

枝を折るのは特に手法について解説の必要はないですね。
ただ通りすがりにボキッと折るだけです。
大体上から下に力をかけて折っています。
その事により、枝の下側部分のみ皮一枚で残り、ブラブラぶら下がっている状態になっている事が多いです。
特徴があるとすれば立ち止まる事なく、歩きながら通りすがりに手を伸ばして片手でボキっと折るのです。

木の枝はそのくらい単純ですが、木の枝もそうなのですが、支柱を折るというのは 完全に故意の器物破損ですので、責任を負いたくない彼らは木の枝とは違うやり方で破損させてきます。

木の枝の折り方に続いてその支柱を折る手法を書いていきましょう

まず最初に支柱は何か月経っても雨が降っても風が吹いても動いたことがありません。それはちょっとやそっとでは折れないし倒れないということです。自然に折れるということはまずありえません。
そして頑丈であるということは、木の枝のように通りすがりに歩きながら手を伸ばして、ポキっと折って何事もなかったように去っていくのは不可能ということです。

しかしその真っすぐ立っていてはみ出てもないのに支柱を何とかしたいと思う土着老害は自分の納得する方法を考え付いたと思ったのでしょう。

まず最初に先ほど木の枝を折るのと同じように、歩きながら通りすがりに手を伸ばし、支柱の先の方を握り、道路方向へぐっと引っ張ります。
歩いたまま止まる事のない通りすがりですので、一度では少し傾く程度で見た目にもよくわからない程度にしか曲がりません。
この程度では曲がった事に気づく人はまずいないでしょう。
しかしそれを通過する度に何度も繰り返していますと、だんだん支柱は道路側へ曲がって傾いていきます。(この時点で支柱は地上と地面の堺の部分から曲がってしまっています)
そして、ジワジワと時間をかけて曲げていき、支柱の先が道路にはみ出るかはみ出ないかという所まで曲がると、土着老害が支柱を折り曲げる大義名分が奴らの中で発生するのです

「この支柱は道路にはみ出そうではないか」

自分で道側に曲げといてです。
自分で毎日毎日道路側に曲げて、自分の中だけで通用する自分がこの支柱を壊してもいい大義名分を自分で作りだすのです。

そうなったらもう容赦がありません。
通りすがりに知らん顔をしながら触ったりする必要も奴らの中ではなくなります。

支柱の前で立ち止まり、体重をかけて手で押し、支柱の根本を足でガンガン蹴り踏みつけて、曲げていき最終的に支柱を畑の中の方向へ折ってしまいます。
地上へ出ている地面の部分から、ぽっきりと畑へむかって地面の上に付く、地面と水平になるくらいまで曲げて折ってしまいます。
支柱は金属製とはいえ空洞ですので、そこまで曲げると半分くらい裂けてしまって木の枝と同じく皮一枚で繋がった状態まで折れてしまいます

もしこの器物破損についてこの土着老害を責めたら、支柱が道路にはみ出ていた と言い訳ができるように自分で大義名分を捏造して壊してしまうわけです。

土着老害はこれが大義名分と思っているのもおかしな話で、例えば、あの傾いた支柱に道路を通過していて当たろうと思っても、当たりません。
うちの畑に侵入しないと当たらない程度に曲げてすぐ折ってしまいます。
これはこの後にも書きますが、私が倒れているのに気が付いて曲がったのを直してしまうのを防ぐ為かと思われます。
私が気が付いて真っすぐに曲げなおしてしまうと、その支柱を折る大義名分が消えてしまうからです
その証拠はまた次回にでも書こうと思います。

私が最初に支柱を折られていることに気が付いた時には、徐々に外側に曲げられていたことにも気が付かず、いきなり畑側に折れた状態で見つけました。
そこから確認できるように準備を進めて、この犯行の手口がわかったわけです。

2本目を折られた時に犯人とその手口は確認できたのですが、3本目も確実に確認し、計画的な犯行である証拠を手にする事にしていました。

同時期に同じように折られていた木の枝ですが、これも犯人はわかっていて、なぜか折る枝の木は2本程に絞って狙っており、その理由ははっきりはしませんが、多分どの家からも見えにくい場所とかのその程度の理由かと思われます。
支柱にしても木の枝にしても、植樹をしてから成長するまで1本目を破壊するまでは時間がかかりましたが、やり始めるともう次から次へと犯行を止めませんでした。
逆にいうと枯れずに定着してしまった事が気に食わなかったのかもしれません。

またこれも同時に起こっていた事ですが、以前に書いた路駐の件で頻繁に公務員がうちに来るようになっていて、木の枝を折られた程度だと連中も動かないかもしれないけど、支柱は完全に折れちゃっているので、これでいくら土着民と癒着している公務員であっても何も動かないと大問題になるだろうと思い、折れた支柱を見せて、おたくら路駐で見回りにくるなら、うちはこういう被害に合っているのだから、それも同時に見て回れ と 土着老害がうちの前を通過する時間帯は大体毎日同じだったので、その時間帯を教えておく事にしました。

こんな事をしてみましたが、私はあの土着老害たちがこれで止めるだろうという期待はほぼしていませんでした。

そしてこの事により メディアでは素朴で無欲で みたいな伝え方をする田舎の土着老害の本質が露呈される事がこの後さらに起こっていきます。

今回もただの手法を書いただけで長くなりましたので、この辺りで終了しようと思います。
今回も最後までお読みいただき大変ありがとうございました。

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