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家の近所のゴキゲンなアメリカ

低気圧のせいもあってか今日は午後から調子が悪い。
昼ご飯の日記を書いて投稿した直後にストンと気持ちが落ちて、たまらず眠った。
夕方目が覚めぼんやりするも、どんどん寂しさ、つらさがつのってきて息をするたびに涙がでてくる。何をする気にもなれなくて、でもそれじゃぁ駄目だなぁ…、と夕食を食べに外に出ることにした。
夜の街はただでさえさみしい上に、雨の降る夜。
せっかくだから時間をたっぷりかけて気持ちを落ち着けようと、バーグホリックにやってきてみる。

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なくなってもらっちゃ困るオキニイリの店。
ボクの家から一番近いところにあるアメリカ…、って感じの場所で、タナカくんもボクもアメリカやアメリカの料理が大好き。だからよく来てた。ひとりになってからは朝か昼。夜に来るのはひさしぶり。

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せっかくだからクラフトビール。スノーモンキーってビアライブ用に毎年少量作られるビールが今年はライブが中止。それで市場に出てきたんです…、って。華やかな香りにフルーティーで芳醇な味、鋭い苦味。
お供にバッファローチキンウィングとフレンチフライを選んで食べる。

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辛くて酸っぱいソースをたっぷりまとって仕上がる素揚げの手羽元。ビニール手袋をもらって手づかみ。

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ブルーチーズのソースにひたしてバリバリ食べる。前歯で骨を軽く至極とホロリと肉が剥がれてムチッと、口の中で壊れてとろける。

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好きだったよなぁ…、骨付きの鶏肉は彼の好物の一つだった。どうやったこんなにキレイに食べられるんだろうって惚れ惚れすような食べっぷり。思い出し出し食べてみたけど、まだまだボクは未熟者(笑)。

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ここのフレンチフライはとてもおいしい。
ザクザク揚がって、噛んでるうちにとろけて粘る。
塩の味もしっかりきいてて、なのに食べてるうちにじゃがいも独特の甘みが口に広がってくる。
そしてそろそろ今日のメインのステーキ完成。

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チャックアイロールを焼いてもらった。焼き前サイズで490gほど。じっくり時間をかけて焼き、肉から水分がしっかり抜けて焼き上がったステーキは400gほどとかなりの大きさ。そして分厚さ。

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ネック、ザブトン、リブロースと3つの異なるパーツのが混じり合ってるチャックアイロール。場所でそれぞれの割合が微妙に異なり、今日のはやわらかくってジューシーなリブロースの部分が多くて得した感じ。

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塩と胡椒、ガーリックバターソースでと味付け自体はシンプルで、そのシンプルゆえにそれぞれの肉の味わいが心置きなくたのしめる。ザブトンはサシが入って脂がおいしく、ネックは固くて歯ごたえがよく強い旨みが滲み出す。サクッと歯切れて脂がジュワリととろけるリブを味わい比べて、ウットリとなる。
おいしいようにとお願いをした焼き加減はレアの状態。けれど芯まであったかく肉のおいしさを思う存分たのしめた。
ソフトクリームとコーヒーでゴキゲンな夜の〆とした。

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コーンがザクザクでおいしくてシャリッと空気をたっぷり含んで仕上がったソフトクリームは軽くて冷たい。好きだったんだよなぁ…、って思って写真を撮ったら涙が流れた。生きてかなくちゃって思って泣いた。オキニイリ。


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