大河原にて木を愛でる！

月に一度の東北訪問。
４月は大河原の一目千本桜を見よう…、と４月初旬に合わせて来るのがここ数年の恒例で、それで今日は大河原。

ＪＲの大河原駅からちょっと歩いた白石川沿いの堤防にズラッと桜の木が千本。

今年は夜桜と夕方にやってくるも「今年はまだ咲いてないんです」って地元の人がポツリといいます。見に行ったらば確かに咲いてませなんだ。
北の隣の仙台はもう咲いたというのになぜだかここはまだなんですよ…、と。川の周りは冷たい空気が集まりやすくしょうがないねと桜が咲いてるところを想像しながらみんなで川端をぶらぶら歩く。木の佇む風情がいいよね…、とか見事な枝ぶりだよねと花ではなくて木を愛でた（笑）。

まもなく咲きそうな蕾を見ると、来年また来いと言ってるようでそうすることにしてあとにする。

「和の台所なだまん」で夜。

花見の代わりにおいしいもので盛り上がる。
マグロのカマをオーブンの中で４時間ほどローストしたのがメインにドンっ！

マグロの脂が染み出して、表面が揚がったように仕上がっている。塩をしっかりきかせて焼いてて、味はしっかりととのっている。
骨の間にナイフを入れるとスルンと外れ、脂の甘みとしっとりとした身のおいしさにウットリします。
ミンククジラの刺身やトマトとご当地チーズのカプレーゼ、南蛮漬けやらをお供にパクパク味わって、季節のご当地料理、はらこ飯で〆。

サーモンを豪快に使って炊き上げたご飯はパラパラ。
サーモンの脂がご飯を包み込み、炊いているのにまるでピラフのようなパラパラ加減。イクラもたっぷり。しばしみんなで歓談す。

和の台所 なだまん (大河原/日本料理)