見出し画像

朝のキンパは値千金、500円。

朝の散歩をいつもと違ったルートでたのしむ。
目的地は新宿の街。まっすぐ西に歩けば20分もかからず新宿三丁目。けれど今日はちょっと北側を歩いて大久保を目指す。
それというのもキンパをどうにもこうにも食べたくて、ならば東京のリトルコリアに行くのが一番…、と思った次第。
オキニイリの「明洞のり巻」。

24時間営業の店で朝食メニューがあるわけじゃない。けれどキンパが500円。朝ご飯にほどよい量でほどよい値段。それにする。
厨房の中にはオモニが2人。男性店長との会話は韓国語。やってくるお客さまの多くも韓国系の人たちだから飛び交う言葉も韓国語。韓国旅行をしてるよう。

それにしてもこの店の看板の上に「パリ美容室」っていう大きな看板。どんなおしゃれな店なんだろう…、っていつも気になってしょうがない(笑)。

キンパ1本。

口の中に自然に収まる太さでしかも舌の上にストンとのっかる薄さに切られてズラリと並ぶ。その断面のうつくしきこと。よく見ると二列に並んだキンパの右と左で微妙に具材が違ってる。
ニンジンのナムルにほうれん草にタクワン、おでん、それから卵焼きというのはどちらも共通。右のキンパにプルコギ風に炒めた豚肉。左側には魚肉

ソーセージにカニカマと違った味をたのしめるのがありがたい。
具材はどれもみずみずしく食感にぎやか。カリカリもありふっくらもありクニュクニュもあり、硬めに巻かれたご飯はむっちり、海苔がパリンと剥がれるとバサッと口に散らかっていく。ご飯に比べて具材の量が多いところも特徴的で、手づかみできる野菜ビビンパって感じがたのしい。

両端から盛大にはみ出す具材にしみじみウットリ、テンジャンの汁にカクテキも付くサービス精神旺盛なとこにニッコリします、ありがたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?