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サカキシンイチロウのおいしい手帖

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おいしいお店。おいしい料理。 愛着があってずっとこのままでいてほしいなぁ…、と心から思える宝物みたいなお店や料理を紹介します。
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#おかめ

おかめの雑煮で虫養い

有楽町の「おかめ」で軽く虫養いをと思って来てみた。 珍しく今日は静かでボクひとり。 「たまご雑煮」を選んでたのむ。 年中雑煮が用意されててしかも2種類。たまご雑煮と味噌雑煮がある。 味噌雑煮はお餅のほかにうどんも入った、味噌味のかちんうどんのような商品。今日のお腹にはちと重い。 力うどんは餅入りうどん。 かちんうどんも餅が入ったうどんだけれど必ず焼いた餅を入れなきゃカチンにならない。しかもカチンは餅をあらわす公家言葉。手間のかかった贅沢料理を思わせる。 父はかちんうどんが好

杏のみつ豆。黒蜜と求肥

満たされついでに甘いものをと「おかめ」に来てみる。 有楽町の駅前の交通会館の地下一階。 オキニイリの甘味処で、今日もご婦人方がおしゃべりしながらお茶の時間をたのしんでらっしゃる。 洋菓子屋さんのお茶の時間と違った気軽で気さくなムードがやさしい。 そういうムードがうれしいボクもお年頃。 今日も「杏みつまめ」にする。 ここで一番のオキニイリ。干した杏を戻したものは甘味屋さんの一般的な食材のひとつ。 いろんなお店で試してみるけど、ここの杏は戻し方に酸味に香りと、どれもボクの好み

おはぎにおむすび、おでんに汁。甘味処の食事はおだやか

午前の仕事をひと段落させ「おかめ」で昼食。 お店はいつもにぎやかで、今日もちょうど入れ替わりというタイミングにて、準備を待ってやっと座れる。 交通会館の地下にある甘味のお店。 「甘辛弁当」を選んで食べる。 甘味のお店の「辛」というのは、スパイシーとかホットじゃなくて「甘くないもの」って意味なんでしょうネ。 甘辛セットっていうのもあって、それはおはぎとところてん。とろこてんは辛いわけじゃなく甘くないから甘辛セット。 お弁当にはおはぎと茶めしおむすび、おでんに汁がついてくる。

赤飯・茶飯に焼きそば、おでん。蔵王こおりで〆にする

甘味処で遅めの昼食。 有楽町の交通会館の地下にある「おかめ」にやってくる。 最近、来るたび甘味ばかりを食べていて、食事をするのはひさしぶり。食事メニューが結構多彩に揃ってて、赤飯、きしめん、雑煮に焼きそば。 一番好きでよく食べるのが「おかめ弁当」。 半月型のお弁当箱に閭里がキレイに詰め込まれている。手前には赤飯、茶飯に焼きそば。奥にはおでん、漬物、昆布の佃煮が並んでそれにおすましがつく。 赤飯は好きじゃなかった。もち米のむちむち感とか豆の甘みや崩れる感じが若い舌には重

銀座のおかめの甘辛セットにソーダ水

有楽町。交通会館の地下でお茶。甘味処の「おかめ」を選ぶ。 おばさま天国とでも言いましょうか。 お店で働いている人たちはみんなおばさま。お客様もおばさまメイン。ただ甘党男子も少なからずいるもので、今日もボクを含めておじさん3名。背筋伸ばして笑顔で甘味を食べている。 甘いものをたのしんでるときのうれしそうな表情に性別年齢は隔てなく、店全体がやさしい笑顔で満たされている。なんとシアワセ、オキニイリ。 おはぎがおいしいので人気の店で、雑煮やきしめん、焼きそばなんかの軽食も揃って食事