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サカキシンイチロウのおいしい手帖

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おいしいお店。おいしい料理。 愛着があってずっとこのままでいてほしいなぁ…、と心から思える宝物みたいなお店や料理を紹介します。
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2024年2月の記事一覧

おむすびにエスプレッソトニック

「おにぎりリッツボンで遅めの朝食、早めのランチ。 いつものようにおむすび2個。梅とスパムをお願いし、たまご焼き2個、唐揚げも2個。お味噌汁の小さなサイズくぉもらって今日のひと揃え。 お店を開けたばかりの時間。 それでカウンターの上に焼けたばかりのたまご焼き。色白さんが塩っぱいの、色黒さんが甘いのでいつものようにこんがり焦げた甘いたまご焼きを2個もらう。 たまご焼きの甘い香りと一緒に待ちます。 それにしても昨日から今日にかけての東京は風が強くて怖いほど。向かい風の中で息が身

なつかしさに一層おいしくなるルモンドのリブロース

お肉を食べたい。それでランチをひさしぶりの「ルモンド」にした。 一年ぶりぐらいかなぁ…、カウンターだけの気軽でステーキのおいしいお店。 人気の店でいつも行列ができている。 今日も行列。待ってる間に注文するのだけれどほとんどの人がメニューをみないでスラスラ注文するんですネ…、おなじみさんの多い店。 ランチステーキはリブロースとサーロイン、それからヒレの3種類。ご飯とサラダがついてくる。 タナカくんも好きだった店。いつもリブロースだったよなぁ…、と今日はリブロース。 ご飯はつ

ベルクの朝のビッグなドッグ

ベルクのビッグドッグを食べたくってやってくる。 そういえばコロナ前のベルクってどんな感じだったんだろう…、と思って写真を探してみた。 見つけた一枚。 飛沫感染予防シートのないカウンター。お店の人もマスクなどせずにこやかに笑っているのがなつかしい。 感染予防のさまざまが人と人との関係性をよそよそしくした。飲食店のサービス教育で「笑顔で挨拶」というのが一番最初の入り口だった。今でもそうではあるのだけれど、笑顔の半分はマスクがかくし挨拶も予防シートで届きづらい。 とはいえテーブ

ゴールドベルグ変奏曲とフレンチトースト

銀座ウエストで朝にしました。 今日はフレンチトーストを食べるんだ…、って起きたときから思ってて、思った途端に気持ちがウキウキ。電車の中で気持ちが小走りしていたほど。 昔はなかったように記憶する。 タナカくんと来ていたときにもあったのかなぁ…、いつもサンドイッチやシュークリームをメニューも見ないでたのんでいたから気づかなかっただけなのかも。 今年に入ってはじめて食べて、タナカくんに食べさせてあげたかった…、って強烈に思ったオキニイリ。 テーブルにつきフレンチトーストとコーヒ

フォーシーズンに来たら〆にターレット

昨夜、ベッドの中で「フォーシーズン」の和風スパゲティを食べたいなぁ…、って思った。 起きてもまだそのことが頭の中に居座って、バスに揺られて築地まで来た。今日の皇居もうつくしく築地の町は外人だらけ。 お店に入って和風スパゲティを注文してお水をゴクリ。 桜田淳子の「一七の夏」が流れてた。ボクがたしか高校に入った年の曲。流行った頃はいい曲だなんて思わなかったけど、今になってみれば当時のことを思い出せて感慨深い。 1970年代って日本の歌謡曲の黄金期だなぁ…、ってしみじみ思う。新し

御苑のokudoで担々麺にパクチーサラダ

テクリ歩いて「okudo 東京」。 新宿御苑の近くにあって担々麺のおいしいお店。オキニイリ。 男性だけでやってる店です。お店に入ると「いらっしゃいませーっ」って伸びやかな声でやさしくご主人が声をかける。 それに続いて「いらっしゃい」って短く調理スタッフが挨拶をする。 饒舌と寡黙の組み合わせ。調理スタッフの挨拶は句読点のような役割。ボクは好き。 カウンターに面したオープンキッチン。配管設備のせいで厨房部分の床が高くてかなり高いところにある。 お客さまは見上げる、お店の人は見

ヘーゼルナッツのシュークリーム

「シティベーカリーのクリームパフを食べたくてしょうがない熱」が発症しました。やってくる。 レモンクリーム、ピーナツバター、ヘーゼルナッツと季節によってフィリングが変わってく。 どれもそれぞれおいしくて、凶悪さにおいてはピーナツバターが格別。食べやすさとあと口の良さではヘーゼルナッツが他の追随を許さない。 さて今日はどれだろうってショーケースをのぞいたら、ヘーゼルナッツクリームでござんした! もうワクワクです。アイスカフェラテと一緒にたのむ。 ゴロンとしてて無骨で大きい。松