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オモイデ

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2023年12月の記事一覧

泡に餡

大晦日の今日。年越し準備で朝から気持ちがせわしない。 たのんでおいたおせちをピックアップするため午後は伊勢丹。新年用の食材を買い回らなくちゃいけなくて、それでベルクで朝をテキパキすることにした。 ビールをたのむ。 今年一年を無事過ごせたお祝いとでもいいますか…。 空の向こうのタナカくんと乾杯しようとエーデルピルスを選んでたのみ、お供にホットドッグとハードチーズをふた切れ追加。 まずホットドッグの調理がはじまり、その完成に合わせてビールが注がれる。 エーデルピルス専用のグラ

鳥豚じゃなくて島豚だったの…(笑)

昔、しばらく住んでた番町界隈をちょっとぶらぶら。お腹が空いて何を食べようかなぁ…、とまたぶらぶら。 「うちの」っていうとんかつ屋さんのことを思い出す。 原付きで移動途中にオモシロイ店を見つけたんだよ…、ってタナカくんがニコニコしながら言ったんですネ。 15年くらい前のコトです。 「鳥豚のかつ」を売ってるお店。鳥と豚の交配種なんているはずないから多分、鳥と豚のカツの盛り合わせでも売ってるんじゃないかなぁっていうから来てみた。 市ヶ谷駅の近くにあって、けれどお堀の土手沿いでそ

オールシーズンズコーヒーのチーズケーキも好きだった

新宿三丁目から家に帰る途中、オールシーズンズコーヒーを覗いてみた。 いつもお店の外まで行列ができてるお店。 なのに今日はそれがなかった。店に入ったらまだ空席が結構あって、お茶にする。 四谷三丁目にもお店があった。 急な階段を上がった2階で、難儀だろうと一階にあるここに連れてきたことがある。 商品は同じ。こちらの店には焙煎機があってより本格的なコーヒー専門店なんだけど「ボクは四谷のお店の方が好きだなぁ…」って結局、そのとき一度きり。 ずっと階段をえっちらおっちら上って2階での

長春館で肉を焼く

肉を焼こうと「長春館」にやってくる。 タナカくんと最後に食べた焼肉がここのランチの焼肉でした。新宿御苑でお花見をして、いつものようにそばを食べて帰ろうとした。けれどコロナで目当てのそば屋が閉まってて、それなら肉を焼こうじゃないか…、とここに来た。 だから最後の花見の最後の焼肉。なつかしい。 コロナ前には毎日ランチをしていたここも、今では週末祝日だけのランチ営業。気軽に来れなくなっちゃった。 それにしてもすごい煙です。 ビルから煙が噴き出しているように見えるほど。ロースターか

中野区役所の一汁三菜小鉢付き

昼、中野区役所の食堂「中野満点食堂」にした。 まだタナカくんが中野区民だった頃、何かの書類が必要になって一緒についてきたことがある。 ついでに食事をしていこうよ…、ってきたのがここ。 セルフサービスの食堂で、社食みたいな感じ。 とはいえ、タナカくんもボクも社食のあるような会社に縁がまるでなくってだから珍しくってワーキャーしながらたのしんだ。 もともと区役所の職員さん用の施設なんだろうけど、誰でも使えてしかも中野区民でなくてもいいっていうのがうれしく、それから2回くらい来たか

サウナとホテルと喫茶ノーベル。500円のモーニング

新宿で午後から仕事。ちょっと足を伸ばして中野までくる。 タナカくんと中野ブロードウェイ詣をする前に何度かきたことがあるお店を見たくて電車をふた駅乗りすごす。 「ノーベル」という喫茶店。 中野駅からブロードウェイに向かって伸びるアーケード街「サンモール」に面したビルの2階にある。 1階はパチンコ屋さん、2階にサウナとこの店があり、そこから上はカプセルホテルにビジネスホテル。 サウナもホテルも名前はノーベル。パチンコ屋さんが経営してらっしゃるんでしょう…、パチンコ、喫茶店、サ

さぼうるのいちごジュースをストローで飲む

さぼうるで〆。神保町の昼食の〆、あるいは昼食のための待ち合わせによく使ったお店です。 ボクは酸っぱいコーヒーが好き。 タナカくんはいつもジュースで、バナナにしようかイチゴにしようか迷ってた。 イチゴジュースが多かったかなぁ…、特に今の季節はイチゴジュースの華やかな色がよく合う。イチゴジュースを選んでたのむ。 いちごの果肉、砂糖に氷をブレンダーでジャジャっとかき混ぜ仕上げるジュース。足高グラスに入ってくるのが愛らしく、上にふっくら、イチゴの泡がのっかっている。 まずはひと

大好きだったメンチカツに生姜焼き

今年も終わりに近づくと行っておきたいお店ができる。 神保町の「キッチングラン」がそういう店で、お昼を食べにやってくる。 タナカくんんが大好きだった洋食屋さん。 メンチカツと生姜焼きの盛り合わせがなにより好きでいつもそれを食べにきていた。 この界隈で洋食屋さんといえばキッチン南海がなにより有名。そこのひらめカツとかカレーが好きで、タナカくんを誘ってもキッチングランの方がいい…、って言っていた。 お店の人がやさしくっていいんだよね…、ってそれも好きだった理由のひとつ。 たしか

讃岐の醤油でうどんをたぐる

ひさしぶりに麺通団。 「うどん大使東京麺通団」というのが正式名称。今では東京にも讃岐うどんのお店は多い。 讃岐うどんばかりか博多のうどんや武蔵野うどん。銀座の稲庭うどんのお店は今やインバウンドさんの聖地のようになっちゃってるし、セルフサービスのうどん屋さんは丸亀製麺以降珍しいものではなくなっちゃった。 でもこの店ができたときには讃岐風のセルフうどんっていうのは東京では珍しくってネ。 トタン板を貼り付けた外壁。中に入ると麺の打ち場に茹で場があって、そこから一直線に民家の軒下

ドリアがおいしい季節になりました!

昼は「キッチンチェック」にします。 開店の15分ほど前に到着。お店の前には小さな行列。 カウンターだけ、18席。けれど開店と同時に案内されるのは10人、あるいは11人。 調理人3人で作れる料理に限りがあって、一度に満席になっても調理が追いつかない。無理ない人数をまず案内して、調理の出方を見計らい随時追加という仕組み。 人数を数えてみればボクがちょうど10人目。一巡目にして入れるなぁ…、って思うもそわそわ。予想通りにボクまで入店。 今日はひさしぶりにエビドリア。 最近ず

かき揚げは自由でいい…、って思う中野の天ぷら住友

中野ブロードウェイをちょっとぶらぶら。 サブカルの聖地と言ってもいいような場所。フィギュアや漫画のお店に混じってレコード屋さんや不思議雑貨のお店が並ぶ。 くると2時間、3時間があっという間になくなっちゃうほど。商業フロアの上にマンションがあって、なんならここに引っ越す?って冗談めいて聞いてみたら、そんなことしたらここから一歩も出られなくなる…、ってかなり真顔に言っていた。 一歩もでなくてもスーパーはあるし、おいしいお店もたくさんあって、例えば「天ぷら住友」もそう。 ひさし