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おいしい食べ物、たのしい食べ方

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おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。
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2024年4月の記事一覧

スペインなランチ

スペイン料理でお昼にしました。 銀座の「エスペロ」。 前菜とメインディッシュをそれぞれ5種類ほどの料理の中から自由に選んで組み合わせ、食後の飲み物までついて1400円というありがたい店。 オキニイリは卵炒めと魚介の煮込み。 前菜はひと皿500円、メインは700円で追加でき、せっかくだからスープもたのむ。 今日のスープはムール貝。貝の旨みと風味が濃厚にしてなめらかで、生クリームのコクが混じってどっしりとした味わいになる。クルトン、むき身のムール貝が食感整えお腹の入り口がパカ

おいしいバービー。ピンクのアフタヌーンティー

夕刻、帝国ホテルに移動して「Afternoon Tea - Barbie 65th Anniversary」。 バービーのデビュー65周年を祝うアフタヌーンティーがホテル本館最上階の「ラウンジアクア」で明日まで限定で開催されてて、滑り込む。 アフタヌーンティーといいながら時間は午後5時。早めの夕食って時間帯。お店の入り口でバービーふたりに出迎えられて席につく。 バービーといえばピンク色。それをアクセントカラーにした料理がテーマでピンクの装いのお客さまもちらりほらりと混じっ

トニーローマ。アメリカ料理が好きすぎて好き

ひさしぶりに「トニーローマ」。スペアリブの専門店でランチをしましょうと六本木。 アメリカ料理を食べようよ…、と誘って即座に「いいね」と言ってくれる人はなかなかいない。 数少ない「いいよ」と即答してくれる友人と誘い合ってのゴチソウランチ。 アメリカからの観光客が同じ建物に入居しているハードロックカフェの写真を撮っていました。日本にもあったよっていう記念撮なんでしょう。 彼らも一緒に写真を撮った。 そういえばアメリカの観光地に行くたびハードロックカフェによってはロゴ入りTシャツ

よく焼きトースト、よく焼き卵の朝

新宿御苑の近くの「キクノヤ」で朝。 しおれた外観。散歩の途中にいつも前を通っていながらあまりのしおれ具合になかなか入る勇気がなかったお店。 意を決して入ってみればお店の中はキレイでお店の人も明るく気持ちいい。 たちまちオキニイリになっちゃった。 入り口近くが禁煙席。厨房脇で料理を作る気配を感じることができて空気もおいしい。 朝食セットは2種類あって、ひとつは簡単なトーストセット。もう一種類、厚切りトーストに卵焼き、サラダもついたセットがあっていつもそれ。 トーストと卵はど

ファミリーレストランきのこ鍋!

お昼は火鍋。岐阜の羽島に「ファミリーレストランきのこ鍋」ってお店があるっていうのできてみた。 店名がなかなかですよね…、ファミリーレストランという言葉ときのこ鍋がしっくりひとつにならない不思議。 お店はおそらくこの界隈に昔からある喫茶店。 赤い別珍の張り生地の椅子。マホガニー色にテーブルにIHヒーターが埋め込まれてる。 中国系の人がファミリー総出でやってる。だから店名のファミリーレストランは「ファミリーでやってるレストラン」っていう意味に違いないって思ったりする。元気で笑

丁寧な仕事の上等な焼肉、桔梗苑

岐阜の夜に焼肉。桔梗苑というお店にきました。 和牛焼肉。しかも上等。 肉が良ければ上等な焼肉屋と言えるかというと決してそういうことはなく、肉を丁寧に扱いもっともおいしい状態で食べてもらえるようにしてこそ、はじめて焼肉は上等になる。 この店はそういうお店のひとつでいつも感心させられる。 お店の場所は住宅街。表通りから路地に入って右に左に車を動かしやっとお店の前につく。靴を脱ぎホールに入ると床はピカピカ。掘りごたつ式のテーブルについて早速肉を焼きます。 まず牛タン。 分厚く来

浅草の朝をローヤルにはじめる

今日は4回目の命日。あれからもう4年もたったんだぁ…、と思うと同時に、いまだにいなくなったことにまるで慣れないことにしんみり。 今日はおやつどきから移動の出張。 朝から昼を浅草の好きだった場所や店を回って思い出辿る。 朝ごはんを「珈琲ローヤル」。 昭和風情の喫茶店。 ロココ風のインテリアにシャンデリアまでがぶら下がってて少女漫画の舞台になりそう…、って必ずいってた。 朝は苦手だったからいつもご飯を食べたあとにのんびりアイスコーヒーを飲んでたなぁ。 ここのアイスコーヒーは盛

うどんに天ぷら、おでんで讃岐風というのだけれど…。

2ヶ月ほど前にうちの近所にできたばかりの「讃岐うどんオカマル」。 開業当初にいったときには、脱サラ組じゃないかなぁ…、って思われるおじさま2人が一生懸命やってた姿が初々しくて、料理の内容よりもその一生懸命に心惹かれた。 最初は昼営業だけだったのが、なんどかの夜のテスト運転をしたのち今では本格的に夜の営業もはじめたみたい。頑張れればいいなと思う。今日はひさしぶりの昼ごはん。 冷たいうどんのぶっかけスペシャル。ハーフサイズのお揚げにとり天、ちくわ天。大根おろしに煮玉子というト

御苑の朝のドムのナポリタン

朝の散歩をしていたら喫茶店の「ドム」が朝から営業してた。 ナポリタンで朝にするのもいいなと思ってふらっとはいった。 シニアご夫妻がやってる店でところが今日はご主人おひとり。 壁に奥さんが闘病中にてひとりで営業、サービスが行き届かないことご容赦くださいと貼り紙があった。 お大事なければよいけれど…。 定休日もなくまるでお店が生活の場のようでもあったからひとりで営業しなくちゃいけないのは不自由以上にさみしいだろうなぁ…、って思った。 常連さんが心配顔でちらりほらりとやってきて

フレンチビストロの気持ちのよい昼

昼を近所の「マガザンルージュ」。 気軽でおいしいフレンチビストロ。ランチはひさしぶりでした。 メインの料理に小さなスープと食後の飲み物がついてくる。 今日のスープはじゃがいものポタージュ。サラッと仕上がっているけれど、じゃがいもの繊維らしきザラザラが喉をくすぐる感じがおいしい。 ずっとスープはカップに入ってパンと一緒にお皿の上に乗せられていた。 今日はパンはバスケットに、スープは小さなポットに入ってやってきた。なんだかちょっと贅沢な感じがするのにニッコリします。 ステッ

今日もそばを食べたら寿司にする

渋谷でお蕎麦。「渋谷更科」。 渋谷駅前のセンター街の入り口近くのビルの地下。看板だったりショーケースだったりがかなり大衆的な風情でお店に入るのにちょっと勇気のいる店だった。 ただお店の前に置かれたメニューをみたらそばと丼のセットなんかがあったりして、町のそば屋って感じに惹かれた。 「思い切って入ってみようか」ってタナカくんと一緒に階段をタンタン降りる。 降りきったところに坪庭。引き戸をあけるとしっとりとしたムードのお店にびっくりしました。 何年ぶりかなぁ…、多分、6年ぶり

トマトと海苔天の出会いがおこすおいしい出来事

夜、近所の「いまゐ」でまたトマトそば。 カスタマイズを試してみようと、青海苔のかき揚げも一緒にたのんだ。 やはり今日もにぎやかで、しかも白人系のインバウンドさんが3組もいた。 中のひとりはズルっと器用にそばをたぐって食べていた。 日本の麺類は音をたてて啜り上げるのが粋。 本当の味を味わうのならそうするほうがいいということをわかってくれたとしたら幸い。 たのしんで…、って応援したくなっちゃった。 さてトマトそばと青海苔天。 青海苔天を崩してちらして、さぁ、食べる。 ところ

ザクザクの麺、シャキシャキのネギ

広島出身の「キング軒」。広島流の汁なし担々麺だけの専門店でたまに不思議と食べたくなっちゃう。 神田のJRの線路に下にお店があってやってきてみる。 お店の表、入り口脇に券売機。店内で…、ってボタンを押すと辛さボタンと大盛りボタン、何種類かのトッピングと一面だけですべてのボタンが並び切る。わかりやすくて迷わなくてすむ。券売機って本来、こういうお店のためにあるんだ…、って思ったりした。 3辛、並盛り、ネギトッピングを注文しお店に入って食券渡す。 カウンターだけの小さな店で、すで

桜見ながらたこ焼きつまむ

先週の週末からずっとさみしくってしょうがなかった。 寂しくなると中野の町をぶらぶら歩く。するとタナカくんも一緒に歩いてくれてるみたいな感じがして、ちょっと気持ちが落ち着くのネ。 それで今日は中野を歩く。 駅前から北に向かう大通りの桜がきれいで何度か一緒に歩いたことがある。今日は満開を過ぎそろそろ葉桜。通りに面してたこ焼き屋さんを見つけて入った。ちょうどたこ焼き食べたいなぁ…、って思っていたから渡りに船。 「じゅげむ」という店。 パトカーが停まっているのはちょうどお店の前で