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おいしい食べ物、たのしい食べ方

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おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。
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2023年7月の記事一覧

ホットドッグにゆで卵、ポテトサラダにスイートコーン、レタスをちょっと…

新宿に出て野暮用。ベルクでテキパキ昼ごはん。 「ホットドッグブランチ」を選び、アイスコーヒーをお供に選ぶ。 ホットドッグにゆで卵が半分。ポテトサラダにスイートコーン。レタスの葉っぱが一枚ついて、ブレンドコーヒーを選べばたったの550円。 アイスコーヒーに変えると50円追加になって、それでも600円といううれしい値段。 しかもテキパキ出来上がります。 カウンターの前にたち、目の前で見事な手際で料理ができていくのをみるとお腹がすきます。ニッコリします。 ゆで卵の黄身がすっかり

土用の丑の鰻丼に肝焼き

今日は土用の丑の日。鰻を食べようと「登亭」にくる。 比較的手頃な値段で鰻をたのしむことができるオキニイリ。鰻半尾の鰻丼に肝焼きをつけて土用の丑をことほぐ。 〆て3100円。今年一年で随分値段があがりました。 とはいえほどよい値段にニッコリ。 中国からのお客さまが多いようで、サービススタッフのひとりが中国出身。ボクの隣のインバウンドさんにいろいろ説明してらっしゃった。 ちなみにお店で一番上等な鰻重をたのんでらっしゃる。相変わらず景気よし! 反対隣のおじさんがボクと同じ注文で

今日もおしゃべり。おにぎりスタンドリッツボン!

さぁ、ひさしぶりに「おにぎりスタンドリッツボン」。 10時の開店時間に合わせてテクリテクリと日陰を探してゆっくり歩く。 朝から暑くてお店に作る頃にはすっかり汗だく。 そう言えば今年に入って汗をかくようになってきた。体の代謝がよくなったんでしょう…、入院してから1年以上、夏でも汗をかかなかった。 歩いて汗をかくってうれしい。汗をかけばお腹も空こうものであります。 一番乗りでお店に入って、いつもの席でゴキゲンマダムとおしゃべりしながら料理ができていくのを待った。 シュワシュワ

関西出汁でそばを喰らう

セルフサービスのおいしいそばとうどんのお店「かのや」でおそば。 新宿駅の西側、東側に一軒ずつある。 数年前に新橋駅にもお店ができた。新宿駅の西口の店と新橋店は同じ会社が経営していて、東口のお店は別の会社がやってる。 メニューはほとんど同じだけれど働いている人の年齢が西口の店は若く、東口のお店はベテランさんが中心でお店のムードも老舗風。東口のお店がボクはオキニイリ。 生麺から茹で上げる五割そばと、丁寧に撮った出汁が人気のお店。 鰹節や鯖節が味のメインのそばだしと、煮干し、昆

今年最初のスイカジュース

そう言えばまだプロントのスイカジュースを飲んでない。もう販売がはじまってるはずと東京駅の近くのお店をのぞいてみたら、ございました! たのんで飲んだ…、Lサイズ。 去年までは寸胴カップ。今年は背高のっぽのカップになった。量は同じくらいなのかなぁ…、一年ぶりのスイカジュースは期待以上に甘かった。 「果実としてのスイカ」にはあまりいい思い出がないんです。 小学校の高学年のボクは肥満児。夏になると食事の前にスイカを食べさされるんですネ。水でお腹いっぱいになる上に、利尿効果があるか

野菜を食べたくてくる昼の遊猿

野菜を食べたくなって「遊猿」に来る。 急な外階段を上がった2階にあるお店。実は先日雨の日に、この階段を降りようとして滑ってころんだ。お尻をゴゴゴンンゴゴンと打ち付けて、それからしばらく尾てい骨が痛かった。 痛みもやっとひいてそれでいそいそやってくる。 昼は野菜のバフェが人気でにぎやか。 メインを選ぶとご飯と野菜バフェ、スープがおかわり自由でついてくる。 油淋鶏ややわらか蒸し鶏、麻婆豆腐に担々麺は定番料理。さっぱりとした豚しゃぶがいいかなぁ…、と思ってしばらく思案したけ

ヤエチカ、アロマ、ハムトースト

東京駅前の地下街「ヤエチカ」。日本有数の広さを誇る大きな地下街を日本橋方面にズンズンあるいて、そろそろ地下街が終わろうとするところにある店。 喫茶店の「アロマ」で軽く小腹満たしをすることにする。 地下街にある店なのに階段を降りたところに客席がある。 タンタンタンタン。たった4段なんだけど、なんだか空気が変わる気がする。 テーブルにつくと窓が頭の上にあるんですネ…、地下街の中の半地下。 だから窓がちょっと上の方にあって半地下みたいな雰囲気がある。 階段で下がった分だけ天井

空気が心地よい店。500円の良心

時間にちょっと余裕があって「コーヒーロータス」。 日本橋の裏通りの角にポツンとあるお店。昔は向かい側にも気軽なレストランがあったのだけどビルの建て替えでそこはなし。 高島屋がショッピングセンターみたいにになっちゃう前の昭和な景色がこの一角だけ残った感じ。 昔は飾りっけのない店だったのが、ドライフラワーや生花がそこここにかざられていて、造り自体は変わらなのに空気はとてもみずみずしい。 ピアノのジャズが流れて大人なムードがいい感じ。 アイスコーヒーをたのむとカウンターの方から

高円寺のキッチン南海。カレーにエビフライ、目玉焼き

大阪から友人が来て一緒にランチ。 西荻窪のキャロットに行こうということになっていそいそ行ったらなんと臨時休業中。ご主人が怪我をなさってしばらく休業という貼り紙。 うーん、困った。 何を食べようと近所のお店をいろいろ考えてみるも、口の中はすっかり洋食モードになってて、他の料理ではどうにも我慢できなくなってる。 さてこの界隈に気軽でおいしい洋食屋さんはないかと考え、高円寺に「キッチン南海」があったはず…、って思って向かう。 記憶をたどり、駅から線路沿いにてくてく歩いてお店を見

夏のゴチソウ、雅味近どう

岐阜の夜に「雅味近どう」。 先月は夏のはじまりを堪能し、今日は夏の盛りをたのしむ。 毎月のように伺って、味わう度に季節を感じる。日本の料理は季節の料理ってしみじみ思う。 まず前菜の盛り合わせ。 陶器の小鉢。 切子の鉢に料理が並んだお皿は茄子の形に模様。夏においしくなる野菜。器がすでに夏の気配でニッコリします。 卵豆腐の上に枝豆、青菜のおひたし、すっぽんのスープで炊いたおからに甘めのだし巻き卵。 鯛の押し寿司の酸味とねっとりとした食感が口とお腹の準備をしていく。 続いて汁椀

焼いて仕上げた海南鶏丼

新宿三丁目からテクリテクリと歩いて家に向かう途中に昼ごはん。 上海料理の「シェフズ」に来ます。 入り口に大きな生成りの麻の暖簾が垂れ下がり、風がふくとゆらりと揺れて手招きをする。 開店時間のちょっと前。おそるおそる暖簾をくぐると「いらっしゃいませ」と明るい声が出迎える。 料理も一流だけどおもてなしも一流。いいお店。 昼は気軽な値段の料理が揃う。 肉のせチャーハンやカレー、目玉焼きをのせたカレーとどれもテイクアウトできるものばかり。 先日は黒酢のタレをまとわせたパイコー丼

エスプレッソトニックがおいしい季節になりました…。

日陰を探して歩いていたら「オールシーズンズコーヒー」の裏がわに出る。 厨房に面した窓から中をのぞくとお店の人と目があった。 なじみの人で、ニコニコしながら「おひさしぶりです」って口が動くのが見えたんですネ。運よくカウンターにひとつ空きが残ってて、エスプレッソトニックを飲むことにした。 注文するときほとんど同時に「思いっきり目があっちゃいましたネ」って言ったのがたのしくって思わずふたりで大笑い。 今日のエスプレッソはエチオピア。 酸味が明るくシトラスっぽいすっきりとした香り

夏の味噌煮込みきしめんも乙なもの

尾張屋で昼。 四谷三丁目の交差点に面したお店。 地下鉄の駅の出入り口の真ん前でもあって、お店の前の通りはにぎやか。 多くの人が立ち止まり、サンプルケースを見たりお店の中を覗き込んだりするけれど、入る決心がつかないのかほとんどの人が入らずそのままあとにする。 ボクも長らくそういう人のひとりだった。 思い切って入ってみたら、いい店だなぁって思って今ではオキニイリ。 冷たいきしめんを食べようか…、と思ったけれど冷たいものばっかり食べてると体が弱る。野菜も食べなきゃって思って味噌

宵祭。明けてマガザンルージュでランチ

昨日からはじまった四谷の町の夏祭り。 うちの近所の学校跡の公演で納涼踊りに町会別の屋台もでてる。 ひさしぶりの完全開催。2019年の夏以来。そのときはタナカくんと来たお祭りです。家にいても祭り囃子が聞こえてきてネ…、昔のことを思い出しちゃう。 ひとりでふらっと見に行って、焼きじゃがいもをパクリと食べる。 ふかしたじゃがいもをホットプレートで焼いて塩をかけただけ。なのになんでこんなにおいしいんだろう…、ってハフハフ食べて部屋に帰った。しばらくずっと外はにぎやか。ちょっとさ