注意情報第2弾 2年連続で倒産危機のサインを出した一部上場不動産会社とは?

コロナが世界全体を不況に追い込んでいます。
一説によると、世界で13億人が職を失うとも予測されているのです。
しかし、今のところ日本では不況色が強まっていません。
失業者が急増しているという話は聞きません。

しかし、住宅ローンのフラット35などを扱う住宅金融支援機構には
返済についての相談が爆発的に増えている、
というニュースも伝えられています。
収入が激減して、返済計画に狂いが生じている方が増えているのでしょう。
こんなことからも、日本でも間もなく抜き差しならない
大不況がやってくることが確実視されます。

現在、多くの中小・零細企業は持続化給付金や
緊急融資制度を使って経営の危機を切り抜けようとしてます。
しかし、レナウンなどの一部の企業はすでに経営破たんが表面化しました。
コロナ不況ではまず、コロナ以前から経営が傾いていた
企業から倒産が始まります。

不動産業界で、先日の私のnote記事である

「コロナ不況による注意情報第1号 東証一部上場の某マンションデベが倒産危機」
https://note.com/sakakiats/n/nf356ebe7c24c

で紹介した一部上場企業の経営危機が話題に上っていますね。
この他にも、経営が危ぶまれている会社があります。
みなさんがよくご存知の企業です。もちろん、一部上場。

創立は1973年と言いますから、いちおうは新興でしょうか。
本文で書きましたが、創業者はこの会社ではありませんが、
今も別会社の現役で頑張っているようです。

この会社は株式の店頭公開が1989年。
東証一部に上場したのは2000年代の中盤。
まあ、順調に業績を拡大してきました。その間・・・
ちょっとした不祥事があるにはありましたが、乗り越えました。
しかし、リーマンショック直後には倒産の危機がささやかれました。

あの時は私も「もうあかんやろな」と思いながら眺めていましたが
何とか持ちこたえましたね。中々しぶとい会社です。
2017年頃からまたぞろ経営危機が持ち上がりました。
実際のところ、「ようもっているわ」という感じです。

しかし、このコロナ不況を乗り切れるでしょうか?
仮にここが倒産、となると「やっぱり」という感じではありますが、
社会的にはちょっとした衝撃にはなるでしょうね。
多くの関係者に、甚大な影響が及ぶことは確かです。

では、この企業の経営危機について、
その具体的な内容を検証していきたいと思います。
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