コロナ不況による注意情報第1号 東証一部上場の某マンションデベが倒産危機

みなさんこんにちは、榊淳司です。
世間では緊急事態宣言解除により、少しずつビジネスが動き出しました。
不動産業界でも新築マンションのモデルルームなどは
5月30日の土曜日から営業を再開したところが多いようです。
しかし、この先どうなるのか・・・前途は霧の中、ですね。

思い出すのはリーマンショックの時。
2008年の終わりから2009年にかけて、
世界は未曾有の不況に襲われました。
日本でも、一部上場のマンションデベロッパーが次々倒産。

覚えていますか?
ゼファー、ニチモ、日本綜合地所、アゼル、モリモト、プロパスト・・・
リクルート・コスモスはADRによって何とか
形式的な倒産だけは逃れましたね。
今では名前も変わって、大和ハウス工業のグループ会社。

あの頃、私は自分のブログで「注意情報」を出していました。
私が「この会社は注意が必要だよ」と指摘して会社が、
次々と倒産していくので、業界内でちょっと話題になりました。
それで雑誌の連載なんかが始まって、
私の名前も少しは知られるようになったのです。

さて、今回の「コロナ不況」では、どうなるでしょうか。
世界がリーマンショックに見舞われた2009年、
世界経済の成長率はマイナス0.1%でした。
今回、IMFはマイナス成長を3.0%と予測しています。
なんとリーマンの時の30倍の規模です。

私から見ると、これはかなり控えめな数字です。
アメリカ経済のマイナス成長幅は2桁に達する可能性があります。
日本も年間を通せば2桁になってしまう可能性は十分。
つまり、今回の不況は我々にとって「未体験ゾーン」なのです。

そんな中、マンション業界が無傷でいられるはずがありません。
第一号の倒産は、早ければこの夏にも出る可能性があります。
それはいったいどこなのか?
私が予測しているのは、業界ではそこそこ知られている
一部上場のマンションデベロッパーです。

あと、倒産の心配はないけれども、
それに匹敵するほどの業績悪化が見込まれる、
マンション業界の超一流企業もあります。

その2つの企業について注意すべき理由などを
まとめた「コロナ不況による注意情報第1号」をリリースします。
ご興味ある方は以下の記事をお読みください。300円です。

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