解除後に大幅値引きを始めそうな首都圏のメジャーマンション11選

緊急事態宣言が解除されました。
長らくモデルルームを閉めて営業活動を自粛していた
多くの新築マンションで販売が再開されます。
しかし、3月以前と今とでは市場の風景がガラっと変わっています。
誰もが「もうマンションは値上がりしないだろう」と
考え始めたのではないでしょうか。

そもそも、今までが値上がりしすぎました。
それでも、首都圏の人はおとなしく買っていました。
大阪でも、新築マンションの価格は上がりました。
でも、高い物件は売れ行きが極端に悪かった・・・
きっと、すさまじく値引きをしていたはずです。
だから、大阪ではバブルと呼ぶほどは
マンションが値上がりしていません。

ところが東京都心を中心とした首都圏では、
「局地バブル」と呼ぶべき現象が起こりました。
しかし、高い価格でもそれなりに売れた時代は
コロナによって終わりを告げたのではないでしょうか。
すでに完成在庫となっているマンションは、
コロナ以前でも「高くて売れなかった」のです。
コロナ後はますます売れないことが見えています。

売主企業は焦っているでしょうね。
「いつになったら売れるのか・・・」
売主企業の幹部は50代の後半。私と同年代です。
だから分りますよ、その気持ち。
我らは社会人になってから3度のバブルと
2度の崩壊を経験してきたのです。
そして今、ご丁寧にも3度目の
バブル崩壊に立ちあうことになりました。

過去2回のバブル崩壊で味わった苦しみは半端ありません。
そんな彼らのエモーションはどうなっていますか?
答えはひとつしかありません。
「とにかく、今ある在庫を1日でも早く売ってしまえ!」
そのためには、少々の値引きなんて厭わないはず。

私は東京23区と川崎市の新築マンションの現場をすべて調査します。
それで各物件の資産価値を分析したレポートをダウンロード販売。
一方、千葉や埼玉、神奈川の大規模マンションについては、
現地は踏査しませんが物件の資産価値は分析して
レポートにまとめています。
現在販売中の首都圏の大規模マンション(タワーを含む)に
関してなら、誰よりも幅広く観察しているという自負があります。

コロナは突然やってきました。そして市場を変えました。
コロナ以前であれば「ボチボチやっていれば売れるさ」と
売主企業が高をくくっていた完成在庫も、モタモタしていると
半永久的に売れなくなってしまう可能性があります。

そんな物件を手早く処分するには方法はひとつしかありません。
「お客さんが買いたくなる価格まで値引きする」
それをしないと、この後何年も在庫を抱えることになるのです。
お気づきでしょうか? 11年ぶりに新築マンションの
「値引きの季節」がこれから本格的にやってくるのです。

しかし、すべての物件で大幅な値引きがあるわけではありません。
売主企業が危機感を持っている物件には、より大幅な値引きがあります。
そうでもない「これは売れるだろう」という物件は
さほど値引きをしないはずです。これは11年前にあった
リーマン後の「値引きの季節」の時にも見られた現象。
私はそれをつぶさに観察していました。だから分ります。

売主企業は、どの物件で大幅値引きを始めるのか?

私は首都圏で販売されているほぼすべての大規模マンションについて、
「資産価値レポート」を書いている人間です。
だから、「ここはなりふり構わず仕掛けてきそう」という物件を
たちどころにいくつか挙げて見せる事ができます。
それをやってみたのがこのnote記事です。
東京、神奈川、千葉で販売中の、マンション好きや
業界人なら誰でも知っていそうなメジャーな
大規模マンションの中から、いかにも大幅な値引きが
これから始まりそうな11物件を選び、
値引きせざるを得ない市場背景などを解説しています。

この11物件の具体的な物件名や、私がなぜそう考えるかということを
お知りになりたい方は、課金手続きをお済ませの上で以下をお読みください。
ただし、私が神様でないことは予めご承知おきください。
「榊のnoteでは値引きしているはずなのに、違うじゃないか!」
そういうこともあり得ます。私は神ではなく榊です。
余計な「木」があるだけで、完全ではなくなるのです。
しかし、私には30数年の経験を踏まえた自信があることも申し添えます。

なお、値引き交渉のやり方などについては

https://note.com/sakakiats/n/n2358f847b8a6

こちらのnoteをご参照ください。
なお、こちらの記事も時間差を置いて月額1590円の
私の有料メルマガで、この内容そのままに配信する予定です。

https://sakakiatsushi.com/?p=8935

では、これより先は有料部分となります。990円です。
文字数はこの部分も含めて全体で約7400です。

ここから先は

5,532字

¥ 990

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?