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ナイアガラ旅行記

2019年のゴールデンウィーク前後にUS pyconに参加するためにアメリカに行ったときについでにナイアガラの滝に観光に行った時の記録です。

ナイアガラまではcleveland発のgreyhoundと呼ばれる長距離バスに乗りBuffalo乗り換えで大体半日くらいの日程だったと思います。

基本的には滝を見に行ったり、中心街の店やホテル近くの商店街の散策をしたりしていました。

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ナイアガラ公園のアメリカ側の入り口

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アメリカ側から雄大な滝を眺める

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カナダ側から滝を眺める

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同じくカナダ側から滝を眺める

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St. Patrick Churchというカトリック系の教会らしい。かっこいい

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ホテルの近くにあった何となく印象に残った建物。調べてみたけど特に有名な建築というわけではなさそうだった

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若干滝から離れたところにあるSkylon Tower

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Skylon Towerからの眺め

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帝国ビル?

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カジノ、手前にレストランがいくつかあり、CASINOの文字があるところを奥に進むと実際にルーレットやバーがあるカジノがある。多くの国ではカジノは20歳以上限定の条件があるがカナダは珍しく18歳でも入ることができるので少し参加してみた。

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中心街にあったオブジェ。こんな感じで何となく町全体にエンタメ、リゾートの雰囲気がある。

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今回泊まったHosteling international Niagara fallsの地下の部屋の雰囲気、奥の暖炉の左右に本棚があり世界各国の言語で書かれたナイアガラの滝に関するガイドブックが置いてあったりする。奥にはコインランドリーがある。この共同生活の雰囲気かなり好きだった。

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ベッドの雰囲気はこんな感じ、相部屋で一つの部屋当たり大体4人が相場。日本の相部屋は大体カーテンがあるが、アメリカ、カナダではカーテンがないのが普通らしいことに驚いた。

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ルートビア

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惜しい(笑)


天気が悪かったのもあると思いますが、ナイアガラはどこかさびれたような雰囲気がありすでに使われていなさそうな建物があったり、少し歴史を感じる建物があるのが印象的でした。観光地としてはかなり発展していてカジノや展望台、ゲームセンターなども町中にたくさんあることからバックパッカー向きの都市というよりかは時間とお金が余っている夫婦や大人の人がカジノをするために集まってくるような都市であるような印象を感じましたた。

正直アメリカとの距離感もかなり近いためカナダに行った気分になるのだろうかなんて懸念もしていたのですが、実際に行ってみると観光地だったこともあるかと思いますが何となく治安の良さや清潔感、上品さなどを感じて似ているところも多いけれどもやはり少し違うなと思いました。

今回の旅では大体4日ほどナイアガラのユースホステルのアメリカ版?であるhosteling international(正確にはユースホステル協会連盟を管理する慈善機関であるらしい)を利用しました。ユースホステルには日本でもよく利用していて何となく若いバックパッカー文化みたいなのはかなり似ていて落ち着くなと思った一方で、かなりみんながフレンドリーで、最初に部屋に入ったときに一通り先にいる人にあいさつして自己紹介して普段の仕事とか旅行の計画や行った場所などについて話す文化があるのが印象的でした。今回自分の部屋であった方は30代の中国出身で教師をやっているがギャップイヤーとして南アメリカからカナダのトロントまでをひたすらに北上する旅行をしているということでした。海外のユースホステルで出会うことは本当にアグレッシブで刺激的な旅行をしている方が多く、人生経験も豊富で自分が考えたこともない地域をサラッと旅行してる人がいて本当に尊敬できる人が多いなという印象でした。特にボストンで出会った文字通り世界中を一人で旅行されているスペイン出身の魅力的な老婦人の方は「すべての国にはそれぞれいい面と悪い面がある」といった話をされていて切り取られた側面だけを見ている自分に対して本当に積んでいる経験の量が全く違うことを痛感しました。何となく国というのは人と同じように思い歴史や不都合なもの、矛盾がある中で何とか模索しながら歴史を紡いでいるんだなと、この過程が尊いんだな、こうやって少しづつ偉大になっていくんだなと感じました。自分の中でネットやほんの影響を受けて何となくの一枚岩のようなイメージでとらえていた地域が話を聞いてみるともっと複雑で奥が深く知らないことばかりでボロボロと自分の脆弱な知識が崩れていきとても新鮮な感覚を得ました。彼からは特に南米のカラフルな街並みやラテンでノリのいい文化に関して教えてもらい、何となく自分の中にあったシステム化の欧米、自然に融合する東欧という画一的な理解には収まらないものを感じ、今後時間があるときにぜひ旅行に行って探索してみたいなと思っています。今までは国内旅行だけでしたが初めての海外一人旅で自分の全く知らない世界の広さを痛感した旅でした。まだまだ自分の知らない文化、美しさはあると思うし時間をかけてそういったものに出会っていけたらなと思います。

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