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山登りの魅力を言語化してみる

Facebookで繋がってて、久しぶりに会う人からよく言われます。
「最近、山ネタ多いよね」と。そう、山登りが趣味になりました。
その趣味について先日、「なんで、そんなにはまったの?」と、深く聞かれる機会があったのですが、その場では上手く言語化できなかったので、ここで整理してみます。

1.始めた当時の自分を分析

(過去要因)ものすごい筋肉痛体験
以前、”レジャー登山スポット”の大山に登った際、酷い筋肉痛になってきつかった経験があります。それが毎週続けて登ると筋肉痛にならないらしいと聞いて、ホントかよ?と試したくなりました。
(内部要因1)週1回は運動する生活
以前から週1、1時間程度はランニングしています。体調管理の面で、体動かすことを義務的に捉えてます。
(内部要因2)コロナで土日の予定が空いた
コロナ前は月2回くらい週末に勉強会等に参加していたのが、コロナでそうした予定がなくなりました。
(外部要因)YAMAPという神アプリに出会う
YAMAPは登山系地図アプリで、マップをダウンロードしておくと圏外であっても登山道と現在位置を確認でき、ものすごく安心感があります。

2.データに基づく分析(登頂記録)

登頂記録の中で、記念的なものをあげると次のとおりになります。
※日付:距離、↑獲得標高、時間、主なピーク、記録の意義
2021.8.22 日:5.3km ↑618m 2:52 烏尾山 ★1回目
2021.9.20 月:13.0km ↑1,301m 5:05 塔ノ岳★初バカ尾根
2021.10.9 土:11.8km ↑1,325m 5:26 塔ノ岳★初表尾根
2021.10.23 土:16.1km ↑1,670m 7:29 蛭ヶ岳 ★初県最高峰、7h超

初蛭ヶ岳

2021.11.7 日:12.9km ↑1,387m 6:18 檜洞丸 ★初西丹沢
2021.12.3 金:18.0km ↑1,775m 7:23 丹沢山 ★初百名山
2021.12.30 木:12.0km ↑1,537m 6:32 三峰山 ★天然アスレチック
2022.3.12 土:15.0km ↑1,254m 5:34 菰釣山 ★超絶景富士山

菰釣山から絶景富士山

2022.5.28 土:24.6km ↑2,327m 11:30 蛭ヶ岳 ★2,300m超、11.5h
2022.7.16 土:19.6km ↑325m 7:02 尾瀬(群馬) ☆絶景の高所歩き
2022.8.7 日:10.0km ↑928m 3:27 女郎小屋ノ頭 ▼山ビルの襲撃に遭う
2022.9.30 金:8.2km ↑1,416m 6:14 オキの耳(群馬) ★日本三大急登

谷川岳の絶景

2022.10.22 土:11.8km ↑823m 8:06 東天狗岳(長野) ★初の標高2,600m超
2023.1.13 金:20.3km ↑1,575m 6:09 雲取山(東京) ☆東京最高峰
2023.6.17 土:18.0km ↑1,204m 7:37 高尾山(東京) ▼まあ一応
2023.7.13 木:11.9km ↑1,758m 8:02 須走口(静岡) ☆初富士山
2023.8.17 木:13.3km ↑1,512m 5:54 御殿場口(静岡) ★宝永山の絶景

飛行機から見る世界の中を歩けます

2023.9.11 月:12.1km ↑1,551m 8:13 富士宮口(静岡) ★★日本最高峰

日本最高峰、剣が峰登頂

2023.10.20 金:14.3km ↑1,795m 10:22 金峰山・瑞牆山(山梨?) ★一日で百名山×2
2024.2.24 土:20.4km ↑1,811m 7:36 丹沢山 ★★積雪後の絶景

物語の世界に迷い込んだ感じ

3.分析からから見えた魅力

振り返ると、義務的に体を動かすのであれば、近所を走るよりも山を歩く方が魅力的に感じるというのが前提にあったようです。さらにデータを読み解いていくと、最初の頃は獲得標高1,000mも登れなかったのが、経験を重ねることで徐々に耐性があがっていき、2022年5月の大倉・蛭ヶ岳日帰りピストン(2,327m)を体験したことで、結構な距離・標高でも歩ける自信がつきました。これ、趣味なのに自己肯定感を高めることができています。

そして、この自信によりチャレンジできるフィールドが拡大しました。他の人が日帰りで行けているのならば、自分もそのコースを歩けるだろうと。
谷川岳や富士山もチャレンジできるようになり、その結果ホームの丹沢とはまた違った絶景に出会うことができるという、好循環が生まれています。

4.その他の魅力

登山中は、足下だけ見て”何も考えない”で歩き続けることができます。
逆に、”何かを考え続けながら”歩くこともできます。自然の中で考えていると良きアイデア生まれることもあります。

カロリー消費が大きいです。さらに心拍数を上げずに、かつ食事抜きで歩き続けると普段使われない脂肪分まで燃焼できるようです。これにより中年太りすることなく、比較的健康な身体を維持できています。

そして何といっても最大の魅力は、自然が生み出す絶景に出会えることです。普段見ることがないレベルに碧い空。何度見ても美しい富士山。雲海や滝雲。陽を受けて輝く霧氷。こうした世界に出会えたとき、マジで感動します。また、鹿やカモシカに出会えると何かほっこり嬉しくなります。

と、長くなりましたが、僕にとっての登山の魅力を言語化するとこんな感じです。こんな駄文に最後までお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。

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