個人的に読んでほしいオススメ野球本10選

緊急事態宣言が延長され自宅で過ごす時間が増えていると思います。

野球好きとしては早く試合を観たいという気持ちもありますが、この機会に本を読んで野球についての知識や見識を深めるというのも悪くはないと思います。

ということで、個人的に読んでほしい野球本を10冊紹介していきます。

野村ノート 

頭を使う野球、考える野球とはどういうものなのかを教えてくれた名著です。

配球や采配についての考え方だけでなく、組織論や人の育て方についても書かれています。

野村克也の人生哲学が凝縮された1冊です。

マネー・ボール

自分がMLBやセイバーメトリクスについて興味を持つ切っ掛けになった本です。

最近、SNS上で拗らせた解釈でセイバーメトリクスを語っている人を多々見るので一度原点に戻って読んでほしいと思ています。

野球の楽しみ方や見方が広がる1冊です。

ビッグデータ・ベースボール

マネー・ボールから12年でここまで野球が進化していたのかと読んでいて驚きました。

データ解析が進み、守備シフトやフレーミングといった新しい考え方や指標が登場します。

データ一辺倒の内容ではなく、感性も尊重されているので、そういったところにも注目して読んでほしいです。

セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する

詳しく正しくセイバーメトリクスの知識を身に付けられる内容になっていると思います。

セイバーメトリクスについて興味がある人はぜひ読んでほしい1冊です。

野球×統計は最強のバッテリーである セイバーメトリクスとトラッキングの世界

基本的なセイバーメトリクスの指標とトラッキングシステムについての理解を深めることができる本です。

投手のボールの変化量について語っているところは読み応えがあります。

全体として分かりやすく読みやすい内容になっていると思います。

野球の科学(図解雑学)

イラストがついており、内容も分かりやすく書いてあるので、初めて科学的に野球を見ようと思っている人には良い本だと思います。

ある程度、理解がある人が読むと物足りない内容になっていると思います。

球界再編は終わらない

2004年に起った球界再編問題の舞台裏についてまとめられた本です。

最近、16球団構想や10球団への削減の話が話題になっているので、過去に何が起ったのか知る為にも読んでおいた方が良いと思います。

アメリカ大リーグにおけるイノベーションの系譜

MLBの勃興時から現在までの球団運営の変遷を知ることができます。

当時のアメリカの社会状況も学ぶことができます。

野球の歴史に興味がある人にオススメの本だと思います。

中南米野球はなぜ強いのか ドミニカ、キュラソー、キューバ、ベネズエラ、MLB、そして日本

著者が現地で取材し中南米の野球はなぜ強いのかについてまとめられた本です。

日本と中南米の指導の仕方の違いや社会情勢がどのように影響を与えているのか知ることができます。

読んでいて中南米から学ぶことが多いなと思いました。

根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

球界の寝業師と言われた根本陸夫に迫った1冊です。

カープ、ライオンズ、ホークスを常勝チームに変えていった手腕も凄いですが、先を見通す力も凄いです。

編成の話が好きな人は読んでほしい1冊です。

おわりに

ざっくりとした感じで10冊の本の紹介をしてきました。

気になる本がありましたらぜひ読んで見てください。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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