「子育て応援券の創設とベビーシッター利用・産後家事育児支援」について江東区へ聞きました!
みなさん、こんにちは!
看護師・助産師・一児の母で
がん・不妊治療経験者
江東区議会議員の酒井なつみです。
江東区議会の6月議会の取り組みを、順にご報告します!
本日のテーマ
本日のテーマは子育て支援についてです!
地域での出産や子育て、習い事等を支援する事業「(仮称)子育て応援券」の創設を要望しました。
また、東京都が予算の10割を負担する「ベビーシッター利用支援事業」・「産後家事・育児支援事業」の導入を求めました。
(仮)子育て応援券の創設について
地域の子育てを応援したいと、区内には様々な団体や事業者が存在しているものの、現在区の子育て支援事業での活用が少ないことをもったいないことだと感じ、これまでも問題提起をしてまいりました。
提案している「子育て応援券」は、こどものいる家庭に、区内にある医療機関、店舗、企業、塾、講座、ファミサポ、一時預かりなど有料サービスに利用できるチケット等を交付し、サービスを利用しやすくする事業です。
これにより子育て家庭が地域の人と関わりながら子育てできるようにするとともに、サービスを地域に増やし「子育てを応援する」まちづくりを目指すものです。
(これまでのように区外の事業者に委託するのでなく、区内で頑張る事業者さんを応援してほしいと考えますし、サービスを地域に増やしたいと思っています!)
子育て応援券の取り組みで、参考にしたいのが杉並区、世田谷区及び練馬区の取り組みです。その上で、事業創設にあたってはデジタル化を行い、業務の効率化、利便性向上を図るべきだと考えます。
江東区における(仮称)「子育て応援券」の創設について、成立要件に触れながら、区の見解を聞きました。
ベビーシッター利用・産後家事育児支援について
平均出産年齢の上昇により、産後の体調や体力の回復に不安を抱く母親が増えており、育児負担の軽減など、産後の育児支援の充実が求められています。
また、夫の長時間労働や単身赴任に伴う母親のワンオペ育児の負担が大きい家庭もあり、ワーク・ライフ・バランスの推進や、継続した家事・育児支援が求められています。
東京都が財源10割を補助し、手厚い支援が受けられる「ベビーシッター利用支援事業 一時預かり」及び「産後家事育児支援事業」について、かねてより子育て中の区民から導入を求められています。
(前者は2020年の事業創設時よりこれまで4回、後者は2022年より2回議会質問・要望を重ねてきました。)
現在の検討状況と今後の展開を伺いました。
おわりに
これまで3年強要望を行い、牛歩であったものの、着実に前進をさせてきました。
ベビーシッター利用支援事業、年度内に実施予定とのことで、感謝の気持ちでいっぱいです。
未就学のお子さんのいる家庭はすべて対象となり、所得制限もありません。
このアップデートは過去最強です!
粘り強く取り組んできたうえでの変化、また区長が変わるってこういうことか!!と感動しています。
木村やよい区長の強いリーダーシップのおかげです。
とはいえ、頑張って準備をしてくれている区職員さんには最大限の敬意を表しつつ、よりよい制度になるよう今後も注視し、責任持って取り組んでまいります。
今後も続報します、注目してくださいね!!
6月15日頃より動画でも確認いただけます。(江東区議会インターネット中継)
【関連】子育て世帯への経済的支援のお知らせ
今年度江東区では、こども一人あたり3万円の電子クーポンを配布します。
現在準備中であり、使えるお店などの詳細はまだ公表されていませんが、申し込みは不要ですのでご安心ください!
事業の概要は下記画像を参照ください。
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