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Patent Olympiad 2023(2)どんな大会?どんな問題が出る?

あと10日ほどで開催となる Patent Olympiad.
日本では全然知名度がないと思われるので(悲)
この記事では「誰が運営してるの?」「どんな問題が出る?」「採点は?」などなど「どんな大会か?」について書きたいと思います。

以下、Patent Olympiadのサイトからの引用や
酒井の画像フォルダからお送りします


運営しているひとたち

Nigelさん(イギリス)、Linusさん(スウェーデン)
Andreaさん(アメリカ)、Cathyさん(カナダ)
の4人で運営してます

https://patentolympiad.org/how-it-started

大会の背景

特許検索のプロフェッショナル認定制度「QPIP」というものがあります。
最初はQPIPの普及を図るためのイベントとしてスタートしたのだそうです。

ちなみにQPIP試験受けてなくても、
Patent Olympiadだけ参加するのも全然アリ、です。

カンファレンス等とセットで開催

Patent Olympiadは単品(?)で開催されるのではなくて、
これまでのところ「何らかのイベント」とセットで開催されてきました。

2018年は CEPIUG という 「ヨーロッパの検索ユーザー会」と
2019年は 欧州特許庁のカンファレンスと、それぞれ同時開催でした。

今年もCEPIUGの大会と同時開催です

もちろん「Patent Olympiadだけ出る」(カンファレンスは見ない)のも
ルール上OKではあるんですが、せっかく行くんだし カンファレンス聴かないともったいないですよね!
ということで、私も毎回カンファレンスにも申し込んでます。

今年のCEPIUGの暫定プログラムはこんな感じ↓です

https://www.aidb.it/wp-content/uploads/2023/08/CEPIUG-Conference-provisional-program-v.6.pdf

さすがトレンド。「AIと特許情報」の発表が目を引きます!

出題内容/持ち時間

過去の例ですと
・持ち時間は4時間
・出題は3題

です。

過去問公表はされていないため、私も問題の公表は差し控えさせて頂きますが、大まかにいうと下記の内容です

問1 新規性/進歩性のサーチ:公報番号と該当箇所を答える
問2 アイデアに対する先行資料調査:
   検索式(search strategy)のみを答える
問3 多肢選択式問題 小問が確か12問・・・か13問。

という内容になってます。
英語で出題されて、英語で答えます。

また「問1、2、3の配点は全く同じ」と聞いてます。
例えば「各20点で満点は60点」ってことですね!

回答はオンラインで行います
当日、URLとID・パスワードが配られて(少し下に画像あり)
画面上に答えを書き込み、送信する感じです。

過去の参加人数

過去2回とも、およそ20名弱程度だったでしょうか。日本の特許検索競技大会と比べると、とっても「こぢんまり」したイベントです。

当日、解答用のIDとパスワードがオンラインで配られたんですが
見えてる所までで13名分あります。そして、もう少し下までリストがあったかなぁ・・・という規模感でした。

日本の「特許検索競技大会」と特に違う点

「集合時間」と「採点のスピード感」が全然違うな!と感じました。
下記の参加記にも様子を書いているんですが

・朝は8時に会場集合
・8時から「現地の朝食」が振る舞われる(すごい甘かったけど!)
・説明を聞きながら適宜朝食を摂る
・9時スタート、13時終了

という時間割です。

甘めの朝食 in イタリア
激甘朝食 in ルーマニア

結果は「大会翌日」に発表されます。
人数少ないのと、カンファレンスが終わるとみんな国に帰ってしまうから・・・という事情があるのだと思われます。

入賞すると 表彰式でマントを着せてもらうのも
日本にはない雰囲気と言えそうですね!

参加するには

今年も参加受付中ではありますが
さすがに無理かなぁ(10日後だし)(みんな来ればいいのに・・・)😂

来年来たい方は
上記の公式サイトを時々見張るか
または
私が毎年騒ぐと思うので(笑)、乗っかってみてください。

続きます

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