見出し画像

仕事のChatGPT × 特許調査/インターフェース6月号

こんにちは!特許調査の仕事をしてます、酒井といいます。この記事は「雑誌の表紙に『特許調査』って書いてあって、思わず二度見した」ことを書きます。

こちら、インターフェース 2024.06月号です。
「とっきょ」とか「発明」だったら「あっ!今月は調査の記事~♪」とウキウキと開くのに、インターフェースだと「え?何が書いてあるんだろう?」と、ドキドキ感があるの何故なんでしょうか…

「インターフェース」誌、電気業界以外の皆さんには馴染みが薄いかもしれないので・・・Wikipediaの概要を引用します。

CQ出版発行の雑誌『トランジスタ技術』の別冊として、1973年12月発売の1974年1月号から発行された。その後、1975年12月号で別冊から独立する形で創刊された(当時は隔月刊)。
    (中略)
『トランジスタ技術』が主にハードウェアおよび電気電子の基礎技術を取り扱った内容であることに対し、ソフトウェア・OS・ファームウェア・プログラミング言語・アプリケーション・マイクロプロセッサ・ネットワークなどコンピューター技術に関する情報およびそれを用いた工作を取り扱っている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B9_(%E9%9B%91%E8%AA%8C)

1975年創刊で、歴史のある雑誌です。
公式サイトにはバックナンバーの目次情報なども揃っています。

https://interface.cqpub.co.jp/magazine/
https://www.cqpub.co.jp/interface/contents/197xindex.html

これだけ揃っていると、無効資料調査にも何か役立ちそうな気がしてきますね・・・なんて話は、脇に置いておきまして!
「特許調査」に戻りますね。

「インターフェース」誌のバックナンバー、
目次とセットで 各記事のPDFが1ページだけ公開されています。

https://interface.cqpub.co.jp/magazine/202406/
マーカー(黄)は酒井が付けました

こんな感じです!

日頃「特許」「調査」の仕事ばかりしているので、記事上部の見出しから興味深かったです「開発者は”開発の仕事”以外にこんな仕事があるのねぇ」と、元職場のそばにあった開発部門の風景を思い出しました

内容はというと・・・
「特許調査」は さすがに既知の内容でした。😅
(「知らないやつだったらどうしよう」と見るまでドキドキでした!)

また、細かい事言うと「それは生成AIじゃないよね」という内容も混ざっておりまして・・・J-Platpatとか WIPO の PATENTSCOPEなども紹介されていたんですが、そこはまぁ仕方ないのかな、という気がします。

個人的に「それは確かにAI得意そう!」と思ったのは「穴埋め問題」です。
本文中では「化合物半導体」の例で説明してました。
化合物半導体に含まれる元素には

SiN(窒化シリコン)
GaN(窒化ガリウム)
GaAs(ガリウムヒ素)
SiC(シリコンカーバード)・・・

という具合に、かなりたくさんの組合せがあるのですが
この組合せを生成AIに聞く、という方法が「穴埋め問題」として紹介されてました。この方法、特許調査のキーワード収集に応用できそうですね!

最新号なので、これ以上の「ネタばれ」は控えさせて頂きますが
今月の「インターフェース」誌、なかなか面白かったです
見かけられたら、真ん中らへん(特許調査とか情報整理とか)を
めくってみると、何かしら発見があるかもしれませんよ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?