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人様のデスクトップとSemantic Scholar (論文検索)

先月オンライン視聴した、欧州特許庁の検索カンファレンス「Search Matters 2020」

プレゼンターの多くが自席のパソコンから検索のデモンストレーションを見せてくれました。もちろん一番勉強になったのは、講義やデモの内容だけど、その次に勉強になったのは彼らのブックマーク。(なんだか覗き見趣味でちょっぴり気が引けるけど、全世界に配信なのだし、観察してもいいですよね?)

ブックマークとはこのあたり↓。

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講義で説明しているサービスが、実際にブックマークされていると「本当にお仕事で頻繁に使っているんだろうな」と判断させて頂いてました。

その中で「ん?あまり知らなかったけど便利そう・・・!」と思ったのが、論文検索の semantic scholar。

日本語で検索しても、最近の情報は割と少なめなのですが。Google ⇒ semantic scholar 検索

ブックマークを拝見する限りでは、EPOの方々、結構使っているのかな?という印象でした。
使い方の参考になる日本語記事はこちら↓

Search mattersで複数の方の発表を見ていると、Google Scholarで説明する方と、Semantic Scholarの方、両方いました。

調査のツール全般に言えることですが
「これさえ使えば何でも調べられる!」的なサービスはあまりなくて。

Webで論文を探すとしたら「日本語でJ-Global探してみて、ついでにGoogle Scholarも検索して・・・」と、複数ツールを巡回する事が多いのですよね。

巡回先が増えると面倒、という側面はあるものの、無効化系の調査は「考えられる手段を尽くして必要な資料を探し出す」事が大切。
つまり、調査の引き出しが増えるのはありがたいです。

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