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どこまでもまっすぐな道・村道エサヌカ

OSC2023北海道(札幌) 参加前の寄り道。紋別から宗谷岬方面に向かう国道238号線が少し内陸に入って走るその区間を狙ったように海側を走る「村道エサヌカ線」があります。

上の図は、オープンストリートマップの地図ですが、私が淡い赤で(フリーハンドで)書いたあたりがその村道です。村道の方が上側(北側)を走っていることから、「村道上位(この道を作るための運動が村道上位運動)」と呼ばれています(呼ばれていません)。

南側から見ていくと、少し直進したらクランク、また少し進んでクランク、そこから長い直線。最後にもう一度クランクがあってしばらく直線、となっています。最も長い直線区間が約8.3km。全体を合わせると17km強となる長い長い村道です。

距離の感覚が狂う

どこまでも続くまっすぐな道が話題になるこの村道ですが、事前に地図を見て漠然とイメージしていたものとの違いに愕然とすることがあります。
下の地図は右下から左上へ走ってきて、少しクランクで横に移動してまた左上に向かっていく、という箇所(上の説明での、最初のクランク)ですが、「ちょっとクランクで横移動」と思っていたここの距離は、約500m。0.5kmです。「右に折れてすぐに左」と思って運転していると、この500mというのはかなりの距離で、この村道の規模の大きさを、村道に入っていきなり洗礼のように身を以て感じさせられました。


まっすぐまっすぐ、どこまでもまっすぐ

とにかくまっすぐ。

前も後ろもまっすぐ。

この道の先に気球の絵が現れてきそうなくらい、まっすぐです。

海もすぐ近くで、

牛さんがいたりします。


全体がきれいに整備されているし、車通りもほとんどありませんでした。こういう所でできる限りのスピードを出してみたくなる人もいるかもしれませんが、私はむしろ、窓を開けてのんびりと、全く変化しないように見えて、よくよく感じると常に変化し続ける車窓(主に前面窓)を味わってきました。 

不思議に、緊張感がほぐされる空間でした。

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