珍しく共同作業 夢日記2023.12.24
自宅。
マルチトラックレコーダー(MTR)に楽器をつないで、演奏を録音していた。
楽器を弾いていた手が止まり、血の気が引いて動けなくなった。
最近ではスマートフォンのアプリで同じことができるらしいが、古い世代のアマチュアミュージシャンである僕は、いまだにMTRという機械を使っている。
まずベースを録音した後、その音を聞きながらギターを録音し、ベースとギターを聞きながら歌を録音し、と、ひとりで楽曲を完成させることができる。MTRとは何かと僕が問われれば、バンドを組む友達がいない孤独な人のための音楽用機材である、と答えるだろう。
そんなわけで上手くもないのに色んな楽器を自分で弾くしかなかった僕だが、珍しく共同作業をすることになった。
MTRに誰かの演奏が録音してあって、それに僕が他の楽器を足して、仕上げることになっていた。
MTRでよくやってしまうミスに、同じトラックに録音してしまう、というのがある。マルチトラックレコーダーの名の通り、トラック1にギター、トラック2にベース、と別のトラックに切り替えて別の楽器を録音していくわけだが、ギターの次にベースを録るとき、うっかり切り替え忘れてトラック1にそのままベースを録音してしまい、ギターを録り直すはめになることがよくある(僕が特別ドジなだけで一般的によくあるわけではないかもしれないが)。
今回は僕以外の人の演奏が録音されているのだから、間違って消してしまうなどあってはいけないことだ、と、いつも以上に気をつけていた、はずなのだが。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?