何の手術を 夢日記2023.3.30

 手術室。
 手術台に寝ていた。
 底の平らなドーム型の革袋を、顔の上に乗せられた。底の広さは顔をすっぽり覆うのに充分。視界は塞がれ、真っ暗に。
 袋の底に小さな穴が開いている。おそらく、麻酔用のガスを吸うための、ガスマスクと同じ機能の袋なのだろう。
 穴が小さすぎるのか、息苦しかった。僕の様子を見てガスの流量を調整してくれたようで、そのうち楽に呼吸できるようになった。
 室内にいる医者も助手も、みんな無言なので、自分が何の手術を受けるのかは、分からずじまい。

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