もう1か所 夢日記2023.12.28
誰かの家。
普通の、現代の一軒家なのだが。
トイレに入ると、そこだけ朽ちかけた木造だった。そして、便器がない。床にところどころ穴が開いているので、そこへすれば良いのだろうか。
しかし、穴を覗くと下に人がいるのが見える。時代劇に出てくる飲み屋のようで、ちょんまげ頭の人たちが顔を赤くして騒いでいる。
そこへ尿の雨を降らせるわけにもいくまい。
ひとまずトイレから出る。
誰の家かも分からないのに、もう1か所トイレがあると、僕は知っていた。
すぐさま入りたかったが、その手前でふたりの中年男性が、取っ組み合いのケンカをしていた。罵声が飛び交うのを聞いている間にも尿意は迫ってくる。
ドアの前が空いたらトイレに駆け込もうと、走り出す構えでタイミングを待つ。
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