公園、の夢(2022.11.7)

 車に乗って来たのは、公園だった。
 住宅地にある、小さな公園。といって、遊具も砂場も無い。
 外周を囲むように大きな木が並んでいる。土の地面は見えず、全体が草っ原になっていた。定期的に草刈りはされているようで、歩けないほど茂ってはいない。
 子どもの背丈ほどの石像がある。何をかたどっているのか分からないほど摩耗している。
 その奥に石造りのほこらがあった。何をまつっているのかは分からない。
 公衆トイレだけは、どこの公園にもある一般的なものだった。
 どうやら僕は、ここで誰かと待ち合わせをしていたのだと、おぼろげに思い出してきた。

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