バンドの練習後、の夢(2022.1.8)

 練習スタジオにて、バンドの練習が終わったところ。
 バンドのメンバーは自分以外に3人。それぞれプロレスラーの葛西純(猿顔)、三沢光晴(体が大きくて気難しそうな顔)、小川良成(70年代風長髪パーマ)に似ている。
 通常、練習スタジオといえば、建物の中に個室がたくさんあるわけだが、ここの場合は、個室にそれぞれ結構な広さの玄関が付いていて、そこまで自転車やバイクであれば直接乗り入れて良いのだった。
 葛西さんが新しい原付バイクで来たというので、見せてもらう。僕のバイクはホンダのモンキーのようなサイズの小さいものだったので、排気量は同じでも葛西さんのバイクの方が一回り大きい。
 運転させてくれるというので、ほとんど汚れていない新車を緊張しつつスタジオ外まで押していき跨がったところで、ヘルメットを忘れたことに気付いた。
 スタジオに戻ると、葛西さんと小川さんが何かを組み立てていた。一辺が1メートル弱の大きなサイコロ形の物。底以外の各面に、エフェクターのペダルスイッチのようなものを取り付けている。
 エフェクターとは楽器の音色を変える(ギュワーンやモワンモワンさせる)装置で、普通は床に置いてペダルスイッチを足で踏んで操作するものだ。
 ふたりが作っているものがエフェクターだとすれば、使い勝手が相当悪いだろう。
 忘れないうちにヘルメットを被り、なぜか右足の靴を脱いで、代わりに布を巻いて紐で縛った格好でスタジオ個室を出た。
 すると、建物が変わっていた。木造で、長い廊下の両側に部屋が並んでいる。部屋の入り口は障子。浴衣姿の人がたくさんいるので、旅館なのだろうか。
 自分のいる場所が二階だったので降りようとしたが、階段の途中に巨大な木彫りの熊が置いてあって降りられない。北海道土産でお馴染みの、あの熊が、実物大のヒグマサイズで、鮭をくわえてそこにいたのだ。
 廊下の先にも階段があるので、そちらに向かうことにした。


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