剣術の訓練 夢日記2023.2.24

 中世ヨーロッパの城。
 僕は騎士団の一員、新米騎士だ。今日は剣術の訓練をしていた。
 教官がふたりいた。ひとりは高齢の元騎士で、剣術の基礎を教えてくれる。
 もうひとりの教官は、最近、雇われた外国人だった。彼が教えるのは、的確に人を殺す方法。様々な武器や素手で、急所を狙うための所作だった。
 伝統を重んじる傾向のある騎士団員たちにとって、急に現れた外国人というだけでも敬遠気味になるのに、殺人術など騎士道にもとると、忌み嫌われてしまっている。僕を含め数人だけが、彼に教わっていた。
 僕としては、「騎士道」というものに窮屈さを感じていたので、海外の技術に触れられるのは新鮮で興味深かった。


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