じゃあよろしく 夢日記2024.5.24

 勤め先の水産加工会社。
 どこかから転職してきたらしい僕は、新入社員ではあったがフレッシュさは無い、中年男だった。
 この会社では、水産物の取り扱いから派生して居酒屋や、海沿いのホテル経営、天然塩の販売など、手広くやっている。
 商品開発部の僕、我が社が経営するホテルでのPRイベントを終え、ひと休みしていた。
 そこへ、僕よりはるかに若い先輩が来て、次の仕事があるからと、連れ出された。
 エレベーターで地下に降り、さらに長い階段を経て、炭鉱のようなところにたどり着いた。数人がツルハシやスコップを振るっている。
 じゃあよろしくと、先輩は地上に戻っていく。
 説明はまったく無かったが、立て掛けてあったツルハシを手に取って、作業中の人たちに、手伝います、と声をかけた。
 掘り出しているのは、岩塩だった。当社の主力商品のひとつ、天然塩の原料だという。水産系の会社だし、海水から塩田で作っているのだと思っていたのだが、違った。ホテルの地下に岩塩の層があったのだ。

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