やる気なし、の夢(2022.6.7)

 友人ふたりと、バンドを組むことになった。
 予約してくれた練習場所に、少し遅れて到着。
 そこは練習スタジオというよりは、豪邸のリビングといったような場所で、ドラムセットやアンプもあるけれど、ソファーや大画面テレビなども置いてある。
 僕が最後に着いて全員揃ったのに、ふたりはソファに寝っ転がったまま、読んでいるマンガを閉じようともしない。
 ともかく楽器の準備をしよう。
 ベースをアンプにつないでみるが、音が出ない。ちゃんと差し込んだはずのシールド(楽器とアンプを電気的につなぐコード)が抜けていた。今度こそ、しっかり差し込んだ。
 チューニングが終わったところで、ドラム担当はスティックを持ってドラムセットのところへ寄ってきた。ギター担当はソファーから離れようとしなかった。
 実はふたりとも楽器は弾いたことがない。僕がやっているのを見て、自分たちもやってみたいと言い出したので、ギターもドラムスティックも僕のを貸してあげたのだった。
 練習場所を用意したまでは良かったが、いざ始めようというところで急速に意欲が減ってしまったのだろう。残念なことだ。

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