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フードデリバリーと飲食店4

UBER EATS配達料金ダウンについてです。
令和2年になるとご存じのように「コロナ禍」突入です。
実質外出するな!という指示ですから飲食業には物凄い向かい風でもフードデリバリー業界にとっては追い風。
様々な会社がUBER EATSに便乗してきます。
日本のmenu,韓国のFOODNEKO,スウェーデンのWolt・・・
各社とも配達員の確保のため1回配達だけで¥2000円
などかなりの高額に設定してきました。
しかもコロナ禍のため配達員の面接・研修はなし。
誰でも2時間ほどのネット研修で配達員になれます。
配達員は2社もしくは3社同時にアプリを立ち上げ、
一番報酬のいいところだけを配達するということです。
私は日本発ということで6月にmenuをやってみました。
最初の2カ月で37回配達して¥39,592の売上。
1回当たりの配達で¥1,000以上ですから結構な数の配達員がUBERでなくmenuをやりました。
ここでUBERはアプリの改善をして配達しやすくした分、配送料を下げるという手を打ちます。
menuも30回を超えると配送料があまり変わりません。
結果、どちらをやっても配送料は以前より下がりました。
コロナ禍とあって飲食店で働いていた人や職にあぶれた人が続々配達員になっていきます。
「ギグワーカー」なんて恰好いい言い方をしていましたね。
注文数に対して配達員が増え、飲食店の数は減っていくのですから一人当たりの受注件数は減ります。
こうして徐々に配達報酬が下がってきたわけです。
 
さらに「地蔵」と呼ばれる店の前で注文を待つ配達員が問題になってきます。
彼らがたむろするお店の前はとてもガラが悪く見える。
店側は営業妨害なので何度か警察に相談します。
なにせ集団なのが邪魔でバスも通れない、お店で具合の悪い人が出て救急車を呼んでも店の前に停められない。
彼らの集まっているところに汚物を撒かれたことも。
これは「地蔵」に対する嫌がらせでしょうが、道行く人皆に大迷惑です。
 
そんな「地蔵」の大半が「ボドイ」と呼ばれる不法滞在のベトナム人だったのです。
コロナ禍でベトナムから来ていた技能実習生が国にも帰れなくて困っている、なんて報道がありましたね↓。
同僚から売春に誘われる人も 真の「国際協力」にしていくためには:朝日新聞デジタル (asahi.com)
いかにも朝日新聞らしい不法滞在のベトナム人を「かわいそうな人」にしている記事ですが実態は↓
日本の田舎が不良ベトナム人「ボドイ」の標的になっているワケ
技能実習生から逃亡した不法滞在のベトナム人が犯罪組織を作っていたという話です。
「ボドイ」とはベトナム語で「兵士」の意味。
「兵士」と名乗って犯罪をしまくっていたのです。

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焙煎工場さかいち日記

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東京都新宿区の直火式珈琲焙煎士兼販売店オーナー。 学生時代はほぼ昭和で平成元年社会人デビュー。 大手自動車メーカーに就職したのに6年で退職。 その後派遣を含めあちこち転職し続けて20年。 平成10年12月に脱サラしてようやく念願の独立。 一番好きなものは漫画。