見出し画像

お店をオープンする時に借り入れはするべきなのか?

こんにちは。
坂口です。

あまりお店オープン前の人と出会う機会が無いので、聞かれる機会が多いわけでもないんですが、オープン前の人から聞かれる定番の質問として、

お店をオープンする時に借り入れはするべきなのか?

というのがあります。

特に、商工会の人や異業種の人などに相談すると、使わなかったとしても借りておいたほうがいいと言われることが多いと思います。

この質問に対する僕の答えは、

人による

なんですけど、現実として僕のクライアントの個人店の場合は、借りていない人が8割ですね。

借りている人はみんな内装費用やマシンの購入など初期費用で使っていた人たちばかりで、「使わなかったとしても…」に当て嵌まる人はいませんでした。

そもそも、

・アイラッシュ
・ネイル
・エステサロン(オールハンド)
・治療院
・パーソナルトレーナー

なんかは、内装にお金をかけなければランニングコストはそんなにかからないわけです。

ほとんどのお店がホットペッパーなどの広告宣伝費を含めても30万円以下で済むでしょう。

なので、旦那がいる人や実家暮らしの人は30~40万円あれば生きていけるでしょうし、独り暮らしの人でも50万円の売り上げがあれば生きていけます。

ということで、借り入れをする意味がない人がほとんどだと思います。

さらに言えば、僕にわざわざ「借り入れしておいたほうがいいですか?」と聞いてくる人って、借り入れしなくてもやっていける軍資金がある人がほとんどなわけです。

言い方を変えると、雇われ時代から無駄遣いせず、ちゃんとお金を貯められる性格な人なわけです。

そういう人が資金繰りに困ることって考えづらいので、そういう意味でも不要かなと思います。

あと、そういう人ってリスク計算が得意な人だと思うので、お店が上手くいかなかったとしても、借り入れをしたお金を使う前にお店を畳むと思うんですよね。

借り入れって借金なので、借金を背負う性格ではないんじゃないかなと思います。

最初からスタッフを雇うサロンや、ウン百万円する高額なマシンを導入したい場合は話が変わってくるので、あくまで個人店に限定した話にはなるのですが、借りる必要はないかなというのが僕の答えですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?