熊本(菊池)
2泊3日の熊本ツアー。いま帰りのさくらに乗車中です。熊本駅を出て10分くらい経ったところでトンネルのなかで緊急停止。新太田地区で地震が発生とのアナウンス。空調は止まりトイレの水も流れない。慌ててもしかたがないので記録の整理でも、、
定期的に産地を訪問するようにしている。一回だけ行って満足している人がいますが、僕は年に最低でも2回は行きます。
毎回、行くと新しい発見があったり、思いがけないことが起こったり、土壌と同じく、環境も人も活性しています。とにかく時間があれば行きます。行かないと始まりません。
一人で行くこともありますが、だいたい料理人や飲食関係者、ライターさん、編集者さんをお誘いします。いろんな目線が生産者にとっても僕にとっても学び多く新鮮です。
初日は、熊本駅からレンタカーで菊池へ向かいました。目的地はやまあい村の「走る豚」です。僕は二度目の訪問。
放牧は楽だと言う人がいます。でも、現地に何度も訪ねると、放牧だからとか、豚舎だからとか、動物相手はとにかく大変。僕なんかぜったいできない。そしていつも思うことは、自然は忙しい。農業は忙しい。
豚が過ごしやすいように環境を整え、どこまで豚の目線になれるか。生産者の武藤さんの言葉で印象に残ったのは、豚との距離を縮めすぎてもいけない。もちろん愛情かけて育てているが、出荷のとき、裏切られたと思わせないようにとしないと。わかります、なんて気軽に言えませんが、ここがビジネスとの境界線なのかなと。
宿泊は前回も泊まった温泉宿。着いてすぐにお風呂へ。最初は僕一人だったのですが、しばらくすると、入れ墨の方々が次から次へと。昭和のやくざ映画のようでなんともシュール。映画ならここで血の雨が降るのですが、そんなことを妄想しながら一人ドキドキ。
夜は近くのコントルノ食堂へ。菊池シェフの料理が好きで、この日も最高でした。ワインも飲みすぎて。
ようやくさくらが動きだしました。博多で降りて弁当買って、のぞみで帰ります。
2日目は、菊池から阿蘇へ。
ありがとうございます!