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「TITANE」チタン

2022年6月某日鑑賞

「TITANE」チタン
監督:ジュリア・デュクルノー

途中で気付いたけど、会話すごく少なかったですね…
字幕無しでもなんとなく同じ感想を持ちそうな。

原始的な衝動なのかなんなのか
身体的で、本能的で、感覚的で…

私の好み的には
生理的に無理な描写が多くて、
いつ、席立って飛び出そうか考えていたのですが、

ネバギバTのくだりで(なにあのT笑)
別の部屋からまだ人が出てきた時とか笑っちゃったし、
(バイオハザードかよw)
そのシーンで笑うとかもはや私がサイコパスみたいだったしで、
まんまと飲み込まれました。

しかしまぁ、女性に痛い描写が多くて、何度も飛び上がりました。
映画館空いててよかった…田舎の醍醐味。

例えばですけど、
男性が急所を蹴り上げられても、
握りつぶされても、
そーいう映像は100年でも我慢できますけど、
女性の色々は辛いですよ。
私女性の身体なんで。
(コラw でもそーいうもんでしょ)

だったら男性の身体の人はこの映画楽勝かっていうとそんな甘くなかったんじゃないでしょうか。
いや…この主人公の痛覚の様に、
こう言った描写に強いっていう方が結構いらっしゃるということなのか…
ちょっと不慣れな方向性なので、
いやー色々と、私にとっては痛かった痛かった。

まーでも不思議な…
純愛… っちゃあ純愛… かぁ?😅

でもあのひとらの眼差しは、
あんな殺伐とした世界観の中だったのに、
ちょっと引き込まれてしまった…かなぁ?笑

まぁしかし最初から最後まで、
女性の姿で産まれてこうむる苦難を
驚くべき内受容感覚の鈍さ(痛みに強い)
で対応してく…(対応っていうか?)
ただもう破滅的…(破滅的とかいう概念無さそうだけど)

おー、気づいてみたら
これもやはり変わらず「なぜかこうなるフランス映画」じゃないか!

と燃え盛る炎を見て面白くなってきた私でした…😇

ところで最後の、背中の感じとか気になって、
TITAN…ってなに?鉄?アイアンでなくて?
って思ってふと、wiki読んでみたら、
この元素にチタンと名付けたのはプロイセンの頃の人だって。

で、それ、
「ギリシア神話における地球最初の子、ティーターン」
にちなんで付けたんだって。

ヘェー😅👽

(なんか今日タメ語調になっちゃって失礼しました笑)

これをパルム・ドールに!
カンヌ凄いな笑

ところで私が唯一観たホラーが、
小学生の時見てしまった「マニトウ」
あの皮膚の伸びがトラウマでずっと避けてきたので、
皮膚が好きらしいこの監督の映画はもう観ないでしょう。
きっと、これが好きな方も、許してくださる筈😹

映画館出る時、見てた人となんとなしに笑い合いたい気持ちになったのだけど、

若いカップル…大丈夫だったかな?
あれ観てからセックスできるかな?
私は無理だ…😌😇🤦‍♀️

あのあと道、間違えてた…
と思ったら私も道間違えてて戻ったりしたw

映画の衝撃のせいだ(笑)

婦人科の痛みにトラウマある人は観ちゃダメ😹



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