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【Starlight Destiny#45】裏のおばさんとの修行(2)

もう、話すことがどうでもいいと感じたときに外に出た
おばちゃんに声をかけてご飯を頂いた白飯に塩をかけただけの
素朴なご飯だ。

テレビもない場所でしたが、なぜか風が気持ちいいです。
ここでは、私のことを気持ち悪い特別な人扱いをしてくる人がいないので、楽でした。おばちゃんも何か修行されていたようですが、言葉が全くわからないお経なのかもしれません。

ただ、別の次元に感じました。ただ、愛おしい気持ちでした。

そんな日が続き、帰宅することになりました。
いつの間にかやっていたことは、写真を撮る時に「ピース」をしますね。
これを縦にして上から下、左から右に手ぶりをよくしているんです。

なんだろう?これはと思っていても、勝手にやっていることなんです。

おばちゃんから「覚えたことは一人で周りに誰もいないことを確認してから行うことを約束しなさい」と言われました。

その不思議な場所を出てから、自分の体が何か溶けていくのがわかります。

自宅についた時には、また小学生のただの子供に戻っているという
初めての体験でした。

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