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2/2「きろく係」

すでに、全部ある。
そういう前提を忘れていた気がする。

全部あって、ありすぎて、
それに飲まれて、訳がわからなくなって、
何に今触れられていて、今自分ができることが何なのか、
ぜんぶがわからなくなるような、そんな感覚だった気がする。

よくよく考えてみると、
身体を持って今ここに存在していることが、ものすごく独自なことに気づく。それをそのまんま、表現して、伝え続ければ良いだけなことがわかる。

なにもない。
そういう前提が多すぎる。

なにもないから、何かを手に入れましょう。
なにもないあなたには、これがオススメです。
こんなものなんかどうですか?あなたの性格にピッタリだと思いませんか?

なにもない自分を卑下している。
卑下しているから、必死にアピールする。
「みんなが欲しがるものを、私は持っています」

じぶんが欲しがっているものではなく、
みんなが欲しがっているもので自分をラッピングする。
じぶんがどんどんうすまって、
気づいた時には、霞んで、何も見えなくなる。

記録は見返せる。じぶんがいることを、じぶんで振り返られる。
記録は具体的に僕を助けてくれる。というか、
既にものすごく助けられていたことも忘れていた。

人間なんか、感情を、考えを、存在を、ただただ垂れ流すだけ。
垂れ流すそれを、ある程度拾ってやれば良いだけ。
拾ったそれを、記しときゃよいだけ。

僕が僕の、きろくがかり。✌︎('ω'✌︎ )

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