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悲しみのない自由な空へ

※追記に追記を重ねているので不安定な文章です。
※念のため心が元気な時に読むことをおすすめします。

わざわざ覗きに来てくれてありがとうございます。

遺書は紙で用意してるけど、手書きだとそんなに量を書けるものでもないので、ここでつらつらと振り返りやらなんやらを。

これが投稿されている時にはさすがに私はさよならしてるはずです。1ヶ月経ってるからね。
予約投稿って便利な機能だなと思う。

なんで自殺したの?

決定的な要因はありません。

2年くらい前かな、とてもつらい時期がありました。
漠然とした"死にたい"はいつでもあったけど、本気で自殺を考えたのはこの時が初めてだった気がします。毎日線路が天国に見えてたよ。

結局その一歩は踏み出せず、泣きながら電車に乗る毎日でした。
(そして某駅の発車メロディーがしばらくトラウマになった)

そこから立ち直ったあと、絶望の中で死ぬのは嫌だなと思うようになりました。
絶望の中で死ぬのは嫌だけど、幸せな時は死にたくない。

でも人間いつ死ぬかわからないじゃないですか。
最後まで生きて安らかに死ねるかもしれないけど、明日突然事故で死ぬかもしれない。

私は後者がとても怖い、心構えができていないタイミングで死ぬのが怖すぎる。
だから幸せなうちにこういう手段を選んだのかもしれません。

「なんで自殺したの」って言われたらこんな感じの回答になります。

性別について

社会人になって以降で出会った人にはあんまり話していないことですが、私は元男です。話してなくてもだいたい気付かれてたと思うけど。

知ってたかどうかについてはさておき、みんな態度を変えずに接してくれてたのはとても嬉しかったです。
よく聞く差別みたいなことは私の人生でほぼ無かったので、それは幸せなことだなと思います。

一応悩むことではあったけど、これも死ぬ要因ってほどではないかな…
むしろ手術して性別変えた後は多少自信を持って生きられたと思うし。
ここを乗り越えていなかったら、もっと早くに死にたどり着いていた気がします。

ただ、他の人と同じようには生きられないっていうのは、やっぱり時々意識しちゃうことで、それはちょっと辛かったかも。ちょっとだけね。

あと声だけは最後の最後まで悩んだ。
まあそれも喉の手術はしないって決めたのは私自身なので。

身体の調子

今年に入ってから明らかに胃の調子がおかしかったので胃カメラやら検査をしたわけですが、結局ストレスかなあ…みたいな感じで終わり、改善もしなさそうだったのでこれまたきつい。

飲みに行くのはもちろん楽しかったけど、なぜか日に日にアルコールの反動も大きくなっていてきつかった。
飲んでる量とかはそんなに変わらないはずなのに…

それでもストレス発散はそこでしかできないから楽しさ優先で飲んでました。だから誘ってくれた人、遊んでくれた人には感謝しかありません。ありがとう!

お酒も厳しいとなると、最終的には寝てる時だけが安らかな時、みたいな状態でした。まあ疲れは取れてなかったし夢にうなされることもあったけど。

だからもうずっと寝ていたいなっていうのもあるかも。

自殺というより安楽死

この自殺は絶望からくるものではなく、むしろ満足しているからこそ。
というのは絶対に書き残しておきたいところ。

生き方が自由なら、こうして終わらせることもまたひとつの生き方。私はそう思ってます。(ただその過程で迷惑をかけるのは本当にごめんなさい)

環境が悪かったとも思わないし、誰が悪いわけでもない。むしろ人にも環境にも恵まれた人生だったと思います。
何かと運は悪かったかもしれないけど。でもそれは私の話だし、周りは関係ない。

だからもしこのことで誰かが気を病んだり、考え込んだりすることがあれば、それは違うよと言いたいです。

みんなは普段通りに生きて欲しい、それが私の願いです。楽しくお酒飲んじゃってください。

誰も気に病むことはないです。
誰も悪くないんだから。

幸せはいつまで続くのか

死ぬ手段は前々から調べてました。調べものは好きなので。
あんまり具体的には書けないけど、どれも成功率に欠けるし安楽ではなさそうだし、と思っていろいろ調べるうちに、今回の方法にたどりつきました。

あと安楽死について調べる中で、いくつかドキュメンタリーも見ました。
死を目前にした人ってどう思うんだろうと。

その中で、まさに安楽死を目前にした人が言っていた「今じゃないかもしれないとは思っている」っていうのはほんとその通りだなって。

私だって今じゃなくてもいいかなとは思ってます。
あと1か月生きればその分だけ飲みに行けるし遊びにも行けるし、いろんな人といろんな話ができる。きっと幸せだと思います。

でもさっきも書いた通り、それもまた確実じゃなくて…
幸せな時は満足感がある一方で「この幸せはいつ無くなるんだろう」という恐怖も常にありました。
幸せなうちに終わっておかないと、またいつ絶望の中に戻るか分からなくて、それが怖い。
(まあ私は元々決めたらやってしまう人間なので、どちらにせよな感じはある)

今日までの思い

実は予定自体は去年から決めてました。ちょうど半年前くらい。

もっと準備に時間がかかると思っていたので、それくらいの期間を見込んで予定を立てたんですけど、思いのほかすぐ準備できてしまって。

飛行機も半年前には予約してたし。
実質半年の猶予期間みたいになりました。

まあその間にやめたいと思えばやめればいいし、ゆっくり考えるにはちょうどいいかなと思って予定は変更しませんでした。

ドラマとかアニメの見過ぎなのか「残りの人生全力で生きるぞ~!」って楽しめるんだろうなって思っていたんですが、全然そんなことはなく。
むしろ逆に病んでた気もします。
一時期はもう今日でいいかな…とかなってました。なんともアホな話。

とはいえ突発的な行動はしたくなかったので、毎日死と向き合う日々を過ごしてました。
この人と喋るのも今日で最後かなとか、いつも布団に入ってからは眠りにつくまで、遺書には何を書こうかなとか、ほんとに死ねるのかなとか考えてました。

残り1か月くらいになってようやく、ちゃんと楽しんでおかなきゃ、いろんな人に会っておかなきゃ、と若干思えたような気がします。
会えなかった人もたくさんいるけど。

あとは有名な人が亡くなったり、事件とか自殺のニュースも、不思議な気持ちで見てました。

謝罪

最後まで自分勝手だね、と言われたら何も言い返せません。
その通りだと思います。
でも今からしっかり生きようとはならないし、仮にそう思ってもそれができる力があるわけでもないし。

じゃあ私にできるのは、これ以上自分勝手で周りに迷惑をかけないことだけです。
それもまたこの道を選んだひとつ理由だと思います。

とはいえ最後の最後にとんでもない迷惑をかけるのは、本当に申し訳ないと思っています。
みんなにも、処理に関わった人たちにも、ごめんなさい。

アドバイス

いやアドバイスってなんだよって感じではありますが、半年近く死について考えて、向き合う中で思ったことを。

私はこうして準備していろいろ書き残したりしているわけですが、みんなも死ぬつもりはなくても一度は遺書を書いてみてはいかがでしょうか。

いや、遺書なんて仰々しいものじゃなくてもいいので、定期的に、今思っていることを綴っておく程度のものでいいと思います。
人間いつ何で死ぬか分からないからね。

何を考えていたのか、何を思っていたのかが遺された人に伝わらないのは双方モヤモヤするじゃないですか。
意外とそんなことないのかな、私だけ?

それと、いろんなサイトのパスワードとかも何かに書き記しておくとよいです。もちろんセキュリティは厳重に。
サブスクの契約状況とかもメモしておくとわかりやすいかも。

さいごに

長々と書きすぎて自分でも何言ってるか分からない感じになってしまったのですが、この辺で終わりたいと思います。

これまで関わってくれたみんなには感謝しかありません。
おかげさまで幸せな人生でした。

ここまで駄文を読んでくれた人にも感謝です。
なにかしら気づきとかがあったなら嬉しいです。

みんなの人生が幸せいっぱいでありますように!
本当にありがとう!さよなら!

坂本 まよ

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