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忙しい社長の思考とその対策 1
社長業とは忙しいもの。
そう思われる経営者は多くいらっしゃるんじゃないでしょうか。
確かに経営者は、やることも多く、突き詰めるときりのない業務です。
しかし、同じことをするにあたって1日で完結してしまう経営者もいれば、
1週間かかる経営者もいることは事実です。
結果が同じであれば早く終わらせた方が時間的コストは少なくて済み、
その分新しい行動に移すことができ、その結果、会社の業績は大きく変わってきます。
そこで今回は4回にわたり、忙しい社長とそうでない社長の違いがどこにあるのか。
その違いによって業績がどう変わるのか見ていきます。
忙しい社長の口ぐせ
さまざまな経営者とお会いする中で、忙しい社長は次のような言葉を発しています。
時間がない
日々の業務に追われてやりたいことに手が付けられない
部下の教育ができていない
トラブル対応だけで1日が終わった
などなど、目の前に迫って来たものだけしか対応できていないため、悲観的な言葉が多いように思います。
また、口から発せられるもの以外にも、漂うオーラからも余裕のなさがうかがえます。
余裕のある社長への糸口
れでは忙しい社長から余裕のある社長へ変身するためにどんなことを行えばいいのでしょうか。
1日当たりもしくは1週間当たりの行動を可視化する
可視化したものをさらに細分化する
細分化したものに優先度・緊急度に応じて点数をつける
点数に応じて、振れるもの・捨てるものに仕分けする
業務を振れる人材の確保と委託
詳細は、次回以降のブログにて
行動をし続けた結果、
では、上記の1から5を続けていった結果どうなっていったか。
2018年12月にとある社会保険労務士さんと出会い、売上げが上がらないという相談を受けました。
そのときの2019年の1年間の予測売上げが約630万円。
一方で事業にかかる経費と生活費を合わせると約690万円。
完全な赤字です。
そこで上記の1から5をについてコーチングを交えながらコンサルティングしていった結果、
2019年 約850万円
2020年 約1,100万円
そして
2021年はなんと1,800万円を超えようとしています。
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行動一つ一つを分析していくだけでそれが次の行動につながり、
それがこのような結果を生みました。
結果はコントロールできませんが、行動をいかにコントロールするかが大切になってきます。
数十年前に「24時間戦えますか♪」というCMがあったように、
日本人は一生懸命働くことに美徳を感じる人種なのかもしれません。
かくいう私もそうでした。
昼間にお客様のところに訪問して、夜に事務作業。
締め切りに追われながら1日が終わっていく。
大量の仕事をこなすことがカッコいいと考えていた時期もあります。
しかし、時代は変わり、低い生産性のままでは生き残っていくことは難しくなっています。
時代の変化に積極的に向かっていく。
そんな経営者のお役に立てればと思っています。
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