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美食の街サン・セバスチャン ワガママが許される街  - スペイン・ポルトガル旅行記 #1-1

2019年4月25日・26日にスペイン バスク州 サン・セバスチャン(San Sebastian)へ行ってきた。
サン・セバスチャンが位置するのはスペイン北東部に位置しており、フランスとの国境からの距離は約20kmらしく、すぐ近くである。
何かと話題となっているサン・セバスティアンがどんな街だったかを紹介したいと思う。

■行き方

バルセロナ・エル・プラット国際空港からLCC航空会社Vuelingを利用してサン・セバスチャン空港に飛んだ。
VuelingはLCCなので、手荷物のサイズ制限があったため、バルセロナ・エル・プラット国際空港で荷物量を調整した。今回の旅行は全日程20日間の長旅だったため、大半の荷物をバルセロナ・エル・プラット国際空港の空港ロッカーに預けた。
Vuelingに搭乗してからは1時間ほどの空の旅。あっという間にサン・セバスチャン空港に到着した。
空港は、ほぼ何もないと言っていいくらいの小さな空港。空港にあるのはトイレ・カフェ・レンタカー受付くらいで、見るものは何もなかった。

■観光場所

・オンダリビア(Hondarribia, 静か・穏やか・人が優しい)

朝(8時くらい)に行ったためほぼ人が出歩いておらず、お店もやっていなかった。
しかし眩しい朝日、穏やかな海、青々とした山、かわいい家 とまるで絵本の中に迷い込んだような街だった。
特にこれと言った観光名所はないものの、街並みが素敵な場所だった。


1時間ほどの散策を終え、バスでサン・セバスチャンに移動。どのバスに乗れば行けるかわからなかったが、
バス停に待ってる人に聞いたら親切に教えてくれた。しかもGoogle翻訳を使って。
人の優しさに触れて、私も優しい気持ちになれた。

・サン・セバスチャン(San Sebastian, 人が自由・ご飯が美味しい・幸福感が漂う)

オンダリビアからはバスで40分程度の距離。
思ったよりも都会な感じがして、お店も多く、車通りも多い街だった。
とはいえ、この街も海と山が近くにあり、リラックスできる街といった印象だ。
サン・セバスチャンの観光スポットはたくさんあると思うが、私が主に行動したのは3つ。
 ・ラ・コンチャビーチ(La concha beach) 
 ・モンテ・イゲルド(Monte Igueldo)
 ・ペイネ・デ・ビエント(Peine del Viento)

・ラ・コンチャビーチ(La concha beach)

サン・セバスチャンのバル街に次ぐ、有名観光スポット。サン・セバスチャンといえばこのビーチ という場所だ。
 三日月型のビーチでキレイな砂浜と海。ビーチ沿いにはカフェがいくつかありキレイな海を見ながらコーヒーを楽しむことができる。
 ビーチの橋から端は歩いて移動することもできるが、意外と距離があるため、疲れたらバスやレンタルサイクルでの移動がおすすめだ。


・モンテ・イゲルド(Monte Igueldo)

山の上にある展望スポット。ラ・コンチャビーチの西側にある山で、東のバル街から歩いて来たが、思ったよりも歩いた印象だった(到着時点ですでに足が痛かった。。)
山の麓につくと、ケーブルカーがあり、それを使って山頂まで移動した。
山頂にはサン・セバスティアン全体を見渡すことができる展望台と、併設する小さな遊園地があった。
遊園地にはメリーゴーランド、丸太の川下り、ジェットコースターがあり、意外と本格的だった。
ジェットコースターに乗ったが、シートベルトもない簡素な作りゆえ、安全に対する恐怖が凄まじかった。
きれいな景色に心を癒やしながらも、ちょっとした遊びもできる素敵なスポットだ。


・ペイネ・デ・ビエント(Peine del Viento)

モンテ・イゲルドの麓から10分ほど歩いたところにある近代彫刻が展示された場所だ。
櫛をモチーフにしたエドゥアルド・チリダ(Eduardo Chillida)さんの作品らしいが、どの辺りが櫛かどうかはよくわからなかった。。近代アートって難しい。
ただ自然とアートをくっつけて展示してる雰囲気は、自然物と人工物を共存させているようで、サン・セバスティアンのスタンスが垣間見えたようだった。


■まとめ・次回予告

ここまでサン・セバスティアンの観光について旅を振り返った。
自然が豊か、人も優しく、心落ち着く街だった。
次回は、美食の街サン・セバスティアンの「食」の思い出を振り返りたい。


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