生きるということ
突然ですが本ブログの記載目的はビジネス本を含め、いろいろ読んできたが果たしてそれが自分の身になっているのか?というところから始まっています。
前に読んだけどどんな内容だったっけ..?ということが多く、読書で得たものを生かし切れていない。
人におすすめをするにしても魅力的な説明ができない。
やはり人間インプットだけではだめなのです。常にアウトプットを心がけていかねば。そのアウトプットがだれかのためになればなおさら理想です。
個人的なメモ、感想の単純な内容となっていきますが、細々続けて書いていきます。
今回は稲盛和夫さん の名著 「生き方~人間として一番大切なこと~」です。
哲学的な内容にはなっていますが、間違いなく理想の生き方の指針を描いた良著です。
本著 要点
1)人間は生まれ持った魂=人格があり、人生とはその魂を磨くために与えられた期間だということ。
2) 自らのことだけを考えるのではなく、最優先にすべきは世のため、人のためという気持ち。
その気持ちをもってビジネスの決断を行えば、結果はおのずとついてくる。
3)成功のためのKEYは”好き”という気持ち。好きで楽しくできる気持ちが一番大事。
自ら心に火を灯して仕事に打ち込んで楽しむことができれば、おのずと成果がついてくる。
4)常に自分の夢をイメージする。最終的な結果=夢は自分がどう考えているかと一致する。
常に具体的にかつ熱烈に自分自身の夢を大志に抱き続けて仕事をすることが重要。
そうすることで夢への道が開かれる。
読み終えて感じたこと
本著タイトルにもあるように内容はすべて自らがどう生きるかのヒントを与えてくれる精神的なアドバイスに満ちた内容であった。したがって具体的なビジネスに対する手法を本著に求めても答えは記載はないと考えてもらったほうがよい。
社内のコンプライアンスで言われるような内容が記載してあるだけかと思っていたが、稲盛さんのご自身のご経験の内容を踏まえたうえでストーリー立てて仕事を行う上で大切な心の持ち方を学べたので非常に良い参考となった。
自分自身現在の仕事は楽しいと思えるが、世のため人のために常に熱い思いを持って働けているかと問われたら胸を張ってYESとは言えない。たぶんその理由はまだ自分の中での”夢”が固まっていないため、その”夢”対する過程であるはずの仕事を何のために行っているのか自分の中で整理できていないからかと感じた。
生涯を経て自分が成し遂げたいことを具体的にもって、それに対するアクションとして日々の業務/勉強に熱意をもって取り組こうと気づかせてくれた1冊であった。
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