Stage『エロイカより愛をこめて』Revival +って最高〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
こんにちは、私である。
長らく投稿をサボっていたが、やっぱ残そうよ、あのときのあの気持ち、美しき春の風、となったわけで、今これを書いている。
先日、STAGE『エロイカより愛をこめて』Revival +(ステージ•エロイカよりあいをこめて•リバイバルプラス)を観た。
前作である舞台STAGE『エロイカより愛をこめて』の再演であり、青池保子(あおいけ•やすこ)先生による同名原作コミックスの舞台である。
そもそもこちらに出演している杉江大志(すぎえ•たいし)さんのオタクをしているのもあり、出演が決まったと言う話を聞き名前だけ知っていた原作漫画を読んでみたところ突如足元が崖になり、瞬く間に転がり落ちたのである。
元々家族の趣味でその年代の漫画が好きなのもあり、自分の好みとして「激ストイック硬派」である少佐と「自分の美の信念を貫く軟派」である伯爵ばバッチリハマったのもある。というか漫画が面白すぎる。杉江氏が初演時のインタビューで「しっかりシリアスパートもある大真面目な作品」と形容するだけあり、時代柄東西ドイツの統一に向けて駆け回る少佐はド・シリアスの要素持ちなのだ。しかしそこにひらりと舞うように少佐を翻弄する伯爵もとい怪盗エロイカが関わる事で
いろんな事が引っ掻き周りほんと〜〜に楽しいのである。そう、お気づきかと思うが、私には語彙がない、悪しからず。
もうなんか好き勝手思い出と共に書いて行くが、素直に諸々の事情でマジで推しとかなんもね〜つまんね〜おれのオタ活暗黒時代にそんな話がふって沸いたもんだから喜び勇んで漫画を読み、舞台の情報を調べ、少佐役の村田充(むらた•みつ)さんはメサイアに出てた人じゃないかとなったり中山優貴氏は青オペで優雅に舞ってた人じゃないかとかなったりして、初演を見たわけさ。
ま〜〜〜〜〜〜〜〜面白い!!!!!!!!!!!!!
当時の書き殴りが残ってたから見せてあげるね。
うん。楽しそうである。
実際この後配信があったりして、全公演見れちゃったりなどして(大大大大感謝)そして原作も期間は全部読んで、Z(ツェット)も鉄のクラウスも読み、メモリアルブックを読み、七つの海7つの空やエルアルコン-鷹- などを読み、も〜っと!みんなのこと大好きになったのであった。
そんな楽しい楽しい思い出と共に生き、夏には青池保子先生の原画展に赴き、秋には村田氏のギャッツビーを見に行き貴族の村田充氏……と死にかけ、また冬がやってきた。
——そう、エロイカの円盤が出たのである。
↑本当に嬉しそう過ぎて今見ても嬉しい。しかも今作も円盤化が決まっていて本当に嬉しい。本当に楽しみだよ。
そんなこんなしているうちにまた季節が巡り、「エロイカより愛をこめて」に愛を込めてが発売されたりし、ついにやってくるのである。
エ!?さささささ再演!!?!?!!?!
もうエロイカを見てからと言うものマジですげー楽しかったし新しい事いっぱいできてすげ〜充実してたから、もっかいこんなでっかいご褒美がくるなんてって マジで嬉しくて、、、、、
初めて一人暮らしするししかも未開の地だし身内も仲間もおらんし知り合いもおらんしだけどいろんなことやんなきゃいけなくて、でもその隙間にエロイカにまつわる展示やら舞台やら漫画を読んだりグッズを買ったりなどして 楽しかったなと言う思い出を抱きしめて生きてきたんだよ、だからもっかいそんな楽しい楽しい嬉しい思い出を作れるなんて本当にご褒美で、めっちゃ……嬉しくて……。
大好きなキャラクターが、推してる役者さんが歌って踊っているところを大好きな作品でもう一回見れる、しかも色々追加要素がある、なんと言う事でしょう……(劇的ビフォーアフター)
個人的にはパンツの歌をもっかい……聴けるんですか!?と言う喜びもでかく……。あの歌、歌詞の可愛さもさることながら振り付けがも〜めちゃくちゃかわいいよね。個人的にはハッとしてグッとくるパンツのとこむちゃ可愛いと思う。正直全部可愛いのだが、杉江氏のやってるジェイムズくんは一桁巻のころの伯爵のまわりを固めるお耽美な男の一員でありながらだ〜いすきな伯爵♡♡♡をかっこよくしたい!という年下彼女感があり、めっちゃキュートなのである。
今回、日程的に運良く3回観れたので杉江ジェイムズ君のもったいない日替わりとパンツ屋さん前客席いじりと日本大使館の人(パンツ泥棒抗議先)が見れてちょ〜楽しかった。
個人的にはもったいない日替わりの「卵6個パックでいいのに8個パック安いからって買って無駄にするとき」があまりにも個人的に最近起こしたエピだったのでめちゃくちゃ会場で笑ってしまった、伯爵が絵画「紫を着る男」のみを盗みベラスケスとかを置いてったことのもったいなさとの規模感の差よ。他にも歯ブラシに出した歯磨き粉がぺって落ちちゃったとき、つかの間の間などめちゃ笑ったな。ジェイムズ君、どこまでも庶民的であれ……。
今回追加要素である少佐のいない日ソング、あまりにも部下たちが可愛くて良かったな……。筆頭世話焼き女房Aくんをはじめ部下たちって部下たちでマジで仲良いから、なんやかんやみんなで輪になってくるくる踊っちゃうの愛しくてめちゃくちゃウケちゃった。どやさーれーない🎶じゃないのよ。KGBも、今日はお休み❣️もウケちゃいましたね、少佐のいない日に動かんわけないのよ。でも舞台だからアンサンブルのKGBたちとおてて振り合っててか〜いかったわね、ここが世界平和かも。
というかリバイバルでもう一回見たからこそわかる伯爵もとい怪盗エロイカの美しさ……。「我は怪盗エロイカ」のこと、歌詞も衣装もとっても大好きなんだけど今回席が近くて(というか会場の作り的にすげ〜見やすい、前回は横長だったが今回は幅は狭く縦にキュッとなっている)なんだあれは!からカッとライトで照らされる伯爵の後ろ姿、振り返って歌い始め……「か、かっこいい……!!!!!!」になり、ずっとときめいている。伯爵は本当に美しい男なので、顔を上げライトで照らされるだけでビビるくらい迫力があるのである。通路席からジェイムズ君とボーナム氏が出てくるのも嬉しい。というか撒いてた花びらのかごを最後ひっくり返して己にかけてるのかわい〜かったな、ジェイムズ君……。
そして大好きセットであるでっけえ額縁があったの、やっぱ嬉しかった〜、さくらホールでは斜めだったけど今回は直角でそれはそれで美しかった。うちにもでかい額縁欲しいな(無限物欲) 歌歌う時に縁がキラキラ光るのもいいよね。
個人的にボーナムさんの歌声のことがかなり好きなので、カーチェイスソング(戦車とランボルギーニなのでカーではないかもしれん)のときだったり悪党たちの宴ソングのときのボーナム氏すげ〜良かったんだ〜!あんなにしっかりして真面目で実直でなんでもできるし戦車もひとんちまで転がせるのに怪盗の片棒担いでるの、不思議な人間だよな、びっくりするほど常識人なのに「法律に縛られない自由人」側であるっていうの、テンション上がる。伯爵の側近たちって何選抜なんだろう。執事っぽいのがいないのもおもろいな。
そしてね、今回部下A氏が良かったよね〜!いや部下みんな面白いんだけど、呼ばれてめっちゃいい返事してすぐ敵を制圧したり、少佐の投げたパンツをキャッチしたりなどね……。今回メンバーの変わったBとGともカーチェイスソングや少佐のいない日ソングやらでめちゃくちゃ仲良くて可愛かった!カーチェイスソングの時の今ここにいますと言う場所の振り付け良かった、北上してる〜!になっちゃった あれなにげメロがすごく良くて、サビの重さが気持ちいいんだよね 音楽が基本的に軽くポップなのが少ない!あくまでミュージカルですので……と言う感があり、それをぶち壊すパンツの歌というハッピー曲があるのもいいよね。
あのね〜「エレガントで……セクシーで……かわぃ〜い男性用下着を見せておくれ」のときのニュアンスが毎回ちょっとずつ違くて……!!!それが良くて……!!!ニャのかわいい〜のやつもはワァ〜♡になったんですがンセクシーで……のときのおもしろさもあり、あそこ 良かったな……。あのシーンの前の「はくしゃく、おやすみなさい」の言い方がそりゃ〜もう伯爵がだ〜〜〜〜((中略))〜〜ーい好き!なのが伝わっており 本当に愛おしかった………………。
そしてね 少佐 あの……マジでね………前作より遥かにお茶目度が上がってるのに短いセリフ(だまれ、ばかめが、どこだetc….)の格好良さがとんでもなく……。そうそう少佐はここがカッコいいんですよ、をおさえながら原作みたいなシュール面白さみたいなのがめちゃあってもう……もう……助けてくれ〜!!!になった。
ステージエロイカの面白いところって、もちろん原作に乗っ取ったものであることもさることながら、舞台ならでは、みたいな演出がかなりわんさか入ってるところだと思っていて、まあそもそも紫を着る男が立体化して歌って踊ると言うところがびっくり要素ではあるんだが……。車がバラバラになったり、戦車の中身がめっちゃ狭いけどあえて壁的なもので囲わないこととか、額縁のサイズ感が変わったりだとか、ある程度の表現する/しないをかなり取捨選択している、舞台だから笑えるみたいな演出があるし、そこにみんなが乗っかっておもしろくなる、みたいなのが多い気がするんですよ。
と言うか今回……絵画『紫を着る男』のクセがす〜がかったわね むっちゃ喋るのもあるが、なんだろう、これは役者独特の話な気もするんですが、直鉄ではない形で関われる立場だからこその掻き回しがあり、そこが楽しかった、今回って直接掻き回すジェイムズ君と言うポジと紫を着る男という2人が舞台の上でかなり「何をやってもいい」の枠だと思うんだけど、2人ともめちゃくちゃいろんなことをやっていて……楽しかった〜〜〜!!!!んですよ、もうめちゃくちゃ良かった。
伯爵もね……所作の一つ一つが華やかで麗しくて……パンツ脱いだ後にGくんにひらりと手を振ってくれる優雅さがある、常に優雅さがある人間ってめっちゃ大変だと思うんだよな 舞台のチョイスエピソード的に伯爵ってまだ死にかけたりはしてないわけで、もうとにかく優雅!洗練!をそのまま体現してるみたいな存在でいなきゃいけないのま〜〜ほんとに 大変そうだなと思う(それは私がガサツだからですが)のですが バラを拾ってみたり手を振ってみたりなど全部の所作が綺麗でね……。曲の客降りのとこで伯爵はお手合わせをしていただけるのですが、ぜ、全部綺麗〜〜〜😭😭😭になっちゃって毎公演お隣の人とハワワ……になっていた。
そう、今回お隣のお姉様方もみんなめちゃくちゃいいひとたちでね、そこもすごく嬉しかったんだよ私は……。スマホケースに原画展グッズの第1巻のシールを挟んでったんですけど、わたしこれ読んでたの〜!て指さしてくれたり、一緒に少佐にキャアキャアしたりね なんか 愛って感じで……。マジでオタクコミュニティ検定申込み落選者の各印待ちのオタクにとっては……ほんとに夢見たいな場所だったんだ、紀伊國屋ホール…………。
部下たちのえっあっはっとっ、と?みたいなのにえっえっえっを重ねてくる少佐とか……。これを見ろ!と言っておきながらポケットになくて「……はにゃ?」を言う少佐を初めて見たときぇヒェ〜〜〜〜!!!!!になってときめきと驚きですごい動悸だったな。あのポッケ、木綿のハンカチーフも入ってるしメモも入ってるしタバコも入ってるしでかなり物入りなんだよな。
というか吸いすぎてほとんどのシーンでライターを使い切ってから打ちしてAくんにもらってるのとんでもないよ。助けてくださいなんだよな、ステージでタバコを実際に吸っていただけるの、あまりにも嬉しすぎる。少佐の副流煙、吸いて〜〜〜〜〜(※ダメです) でもたぶん吸ってるときなるべく前じゃなくて上とか客ではない方に煙吐くようにしてるのもわかり、ヒ〜そんなとこもすてきだ少佐、、、、になってしまっていた。
舞台の開幕1日前くらいにコート着ません声明が出てたけど、(マジで暑そうで重そうだもんねあのコート) なんとコートを着ないとスーツの少佐がよく見えて2倍嬉しいと言う事が……わかっちゃったんですねエ〜!!!!(悦)
コートを着てる少佐♡は円盤で擦り切れるほど見ておりますのでね、これが公演時期が前回とちょっとうしろにずれたが故のギフトか……と思い、私はマジでニッコニコでした。
だって考えてみなさいよ、歌って踊る少佐って本当に舞台でしか見られないのよ。もちろん歌う少佐や踊る少佐は原作にあったさ。しかし歌って踊る少佐ってなかなかなかなか無いわよ。でも見たいのよ。そして村田氏の声がまあ中山氏と合うわけよ。
そんでもってやっぱ触れにゃならんのが
「愛を、こめて」よね。リバイバルプラスの特大デッカSOビッグめちゃやばプラスの部分にあたるんですが、全員正装で出てくるの〜😭そんで持って少佐と伯爵は真っ白衣装なの〜〜〜😭😭😭助けて😭初日(私にとっての)、もうイントロからあ〜これは……死にますな。と思っただけあり
真っ白の美しく麗しく素晴らしい白正装伯爵と少佐が出てきた時に目玉が飛び出て床に転げ落ちるかと思った。少女漫画的効果音をつけるなら、どっひゃ〜〜〜〜〜そのものだったんですよ。
もともとね、オープニング(Raising the curtain)とエンディング(大団円〜劇的な春〜)の歌が大好きで、「今」のわたしたちが「エロイカ」を好きでいていいんだって、そして「今」のわたしたちに「エロイカより愛をこめて」を贈ってくれることがほんとに嬉しくて、その祝福をまた受けられる事が本当に嬉しかったんですよ。
あの歌の歌詞にはたくさんの贈り物が詰まっていて、辛いとき何度も思い出しては抱きしめて強く生きようと思えたから、もう一度あれを聞けた事が本当に嬉しかった。そしてそのあともっと大きな祝福が来るなんてさ〜思わんじゃんよ、いや、何かあるだろうなはもちろん期待としてあったけど、こちとらなにもかも怖すぎて(絶対期待を裏切らんだろうと言う信頼の上で)ゲネの記事や動画や写真を一切触れず見ずに会場に向かったわけで、そしたら、、、、あんな、、、、、大きな花束をさあ 降らせるとは思わないじゃん
エロイカの好きなところでね、少佐も伯爵も無神論者ではあるが、尊重はする、というスタンスなところがあるんですよ。まあ私も青池先生も(そこを並べるな)日本人だからなのかわからんが、キリストベースの話って馴染みも知識もない(青池先生は知識めっちゃあるが)。だけど作中の少佐のように、伯爵のように、美しさを尊重して守ろうとする気概というか、おいそれと軽んじちゃダメだろうと言うとこが根っこに常にあるのがすごくいいし、それは私もそうありたいと思う。
詞の中の「いつか汝れの言葉わかりし時に」のようにね あの2人ってわかり合っているようで分かり合っておらず、だけどわかろうとすると言うこともないことはない、と言うところが素晴らしいところだと思っていて……。
急いで解る必要もないが、しかしいつか分かりたいねと言う気持ちってほんとに……大事で それで良いよと言うこちらへの肯定のように感じたわけなんですよ。
本当に愚かなことに実家にパンフレットを置き去りにしてしまったから正歌詞の引用が出来ない事が悔やまれるが、私はあの歌を人類讃歌だと解釈しており……。というかエロイカという作品自体が人類賛歌だと思っているのだが、「愛を、こめて」はエロイカからこちらに対して、エロイカという作品からこちらへの大きな花束だと思うんだよな〜〜〜〜。
こうしてまた新たな思い出と共に、また人生を過ごすわけですけれども……。
なんとまだ、配信期間中で〜す❣️最高❣️無限に見れちゃう❣️ありがたい❣️リアルな話、通勤時に見ているがほんと〜……に良い 精神に効く。
そして今なら……なんと……漫画も無料公開中!頼むから皇帝円舞曲を読んでくれ。あんなに読後感の良い話ってないよ……!頼む……後生だから……!
この舞台を観たから得られた事、ほんとにいっぱいあるし見てからも楽しい事いっぱい経験できてマジで最高!また見れて良かった〜!
そして今度は原画展。うれしいね、フェリーで行きますわよ〜!
全然書ききれないから、また追記します、
あの舞台に関わる全ての人に愛をこめて!
ほんとにほんとにまた会いたい。いつかまた彼らに会えますように。
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