野性の証明あらすじ(映画版と小説版)


「お父さん、怖いよ。何か来るよ。大勢でお父さんを殺しに来るよ」

Wikipedia読んでたら以外にグロテスクで救いがないのでまとめました。


Wikiしか読んでませんが勢いで書きました。

救出作戦

1980年反政府ゲリラが人質立てこもり事件を起こした。県警の救出作戦は失敗。主人公の味沢を含む陸上自衛隊の特殊部隊が突入し犯人を殺害、人質を救出した。


訓練中に起きた悲劇

事件後訓練の一環として原生林の中に一人ずつヘリから降ろされ目的地まで自力でたどり着くように命令される。精神に異常をきたすものや行方不明が出る過酷な訓練で味沢は登山者に見つかる。登山者は近くの村落に助けを求めたが訓練中の民間人との接触は厳禁されていたためその場を離れたがそこは登山者が向かった村落だった。住人の一人が発狂し手斧で村人を殺しており登山者も殺されてしまう。発狂者は最後に自身の娘・頼子を殺そうとするが味沢が命令に反し助け発狂者を殺してしまう。しかし頼子は恐怖のあまり記憶を喪失してしまう。


除隊後の生活

味沢は一年後除隊しよりこを養子にし保険会社で働いていた。登山者の妹の新聞記者の越智と偶然知り合う。ある日刑事の北野は村落の生き残りの頼子と味沢が特殊部隊員だったことを突き止める。警察によって事件が暴かれることを恐れた自衛隊幹部は味沢親子の抹殺をもくろむ。


暴力団との死闘

味沢は仕事の中で地元暴力団と政治家と警察の癒着している証拠をつかむ。越智は新聞で暴こうとするが政治家の息子と暴力団に殺される。味沢はその犯人に仕立て上げられ頼子共に逃走する。逃走中に暴力団員を殺していく姿を見て頼子は記憶を取り戻す。大暴れする味沢を北野刑事は村落民を皆殺し犯として連行する。


突撃

連行中に機密漏洩を恐れた自衛隊幹部が実力行使に出て北野刑事と味沢親子を拉致監禁する。隙を見て脱出するが特殊部隊が追ってきた。激しい戦いで追跡者を全員倒したものの、味沢の覚悟を知って和解した北野を失い、頼子も銃撃に浴びて殺される。一人生き残った味沢は頼子の亡骸を背負い戦車と歩兵部隊が待ち受ける中拳銃片手に突撃した。


小説版

小説版は味沢が暴力団と死闘を演じる中で記憶を取り戻した頼子の憎しみの視線を受けながら連行される。頼子の父と同じ病気で脳を犯されており絶望の中狂人になってしまう。



映画は話を盛り上げと尺の追加のために自衛隊の監禁・拉致シーン以降を追加したのかな?このグロテスクな感じとても昭和っぽさを感じる。1978公開だし時代を感じますね。どちらも救いがないですが小説版の方がより救いがない感じで好き。


主題歌「戦士の休息」


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さじん@nenrikisousui

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