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年度末が近づいたのでここ数年の仕事を振り返ってみた

私の勤め先は商社で客先の要望に応じて製品を仕入れてそこに利益を乗せて販売しています。私はその中でも海外関係の仕事を主にしています。30人にも行かない規模のため一人一人の責任が重く新人でもわりと早めに利害関係者と直接的にやり取りをするぐらいです。人員的余裕はありません。

さて私は内勤で営業ではありません。お客の元に行くことはなくオフィス勤めで一日が終わります。主な仕事は仕入先への見積依頼とお客様へ提出するための見積作成。注文になれば仕入先に注文し製品が届き次第お客様の元へ発送します。海外であれば輸出します。仕入れ伝票や売り上げ情報を経理に渡します。これが主な仕事の流れです。

10年ぐらい前まではこの中で輸出手続きのみをしていました。私がする輸出事務手続きは製品を梱包したりEPA協定に基づく原産地証明書の依頼や輸出前に製品の写真をとったり輸出書類であるインボイスやパッキングリストの作成です。しかし5年ぐらい前から見積もりを作る所から全てやるようになりました。

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実は今まで上司がやっていた利益率だと納得いく利益率ではありませんでした。だから見積もりを作れるようになってようやく来たか!と思いました。忙しくやって残業してるのに低い粗利率でやっていました。残業分の人件費分だけ実際の利益が減っている事も気になりましたし、手間をかけた分だけの納得いく粗利率がありませんでした。いくら売り上げがあっても納得いかなかったです。しかし相手はベテラン一方、私は新人。利益に関して注文を付ける事は非常に難しい状況でした。そこで私が担当になってから大幅に利益率を上げました。「忙しくなっても納得感のある利益率の確保」を命題にしました。その結果利益率は2倍~4倍増えました。でも上司の面目なんて一向に気にしませんでした。私は私の納得いく利益率で仕事をしたかったからです。たまに値引き要請もあるし商品を売るだけで終わらない事もあるしその辺も手間賃も考えないといけない。

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例えば1000万の売り上げで粗利率が10%と30%では100万の利益と300万の利益です。雲泥の差があります。特に私が最初から担当している所は利益が段違いです。

もちろんいくら粗利率が良くてもボリュームがないと意味がありません。内勤でしかない私の何が良くてここまで利益をだせたか考えた所いくつか答えがありました。

一つ目は丁寧な対応をする事。
二つ目は早く回答をする事。
三つめは高い見積もりを出す勇気を持つことです。

勇気ってなんだよw、と思うかもしれませんが案件によっては粗利率50%とか70%とかあります。まさかの受注で驚きましたw勤め先の取り扱い品目的に仕事の単価が低い案件が多いから粗利率が上げやすいというのは事実としてあります。しかし100万の仕事を6%でやるのと30万の案件を20%でやるのは利益が同じで有る事に気が付いていない人が実に多くいます!なんてもったいない!だから私は安く仕入れた物も高く売るし、高く仕入れた物はもっと高く売る!安く売ってもお客様にその気持ちほとんど伝わらないしね?

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そんな感じで内勤でも会社の利益に貢献しています。勤め先が大きくないから自分の裁量で自由にするしかない環境で自由にしたらたまたま上手いことハマったという感じですね。売上額はある程度お客様次第というのはあるので仕方ない部分はあるんですが今後はもう少しボリュームを増やしたいところです。


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さじん@nenrikisousui

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