寺院を映画の世界のように荘厳に仕上げるレタッチテクニック
こんにちはsaizouです。この中国のカンフー映画に出てきそうなところは実は日本で撮影したのですが、けっこうお気に入りです。真ん中のかっこよさうな人は僕です。よかったですね。
この荘厳な感じをレタッチで表現するテクニックを書いてみます。
最近はLightroomも非常に優秀でして、下地づくりはLightroomでかなり作り込みました。最近追加されたカラーグレーディングなんかも使いながら色づくりをしていったのでなにかしら参考になるのではないかと思います。
ということでBeforeがこんな感じ。
こちらもRawを置いておくので実際に手を動かしながらやってみてください。
※二次配布はご遠慮ください
この記事ではLightroom、Photoshopを使用しています。2021年1月現在の最新版を使用しております。
使用機材はiMac。ショートカット等はWinのものも併記します。
それではいきましょう!
レタッチの狙い
まずはレタッチをどうやっていくか、その狙いを考えていきます。
構図の狙いとしては壁面の仏像がパターンとなっています。これほどの仏像というのはインパクトありますし、それがパターンとなっていることで構図の中でのテーマとしては充分です。
その一方で対比するように人が立っています。パターンの中にワンポイント異質なものを入れるというのも構図作りの鉄板の一つなのでおすすめです。
また、無機質な中に人がいるというのは強烈なストーリーとなります。構図の中にストーリーを置くことの重要性はこちらも参考にしてみてください。
この2つを活かしていくようレタッチをすすめます。
冒頭でカンフー映画の舞台のようだと書いてますが、そこをイメージしてちょっと映画っぽい色づくりをしてみたいですね。
さらには、その荘厳な空気感も作っていきましょう。
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