「5日で新入社員に見限られる会社、ドン☆マイ!」

こんにちは。
株式会社イコム、採用Gです。

今日の話は私のように採用に関わる人間であれば耳の痛いお話しです。
Z世代は、もともとはマーケティング用語ですが、所謂1990年代後半から2012年代までに生まれた世代のことを指します。
厳密な定義はどうやらないようですが、大まかに理解するために抑えておきたいポイントをまとめると以下の通り。
1)デジタルネイティブであること
2)SNSネイティブであること
3)スマホネイティブであること
もともとはアメリカが起源で、1965~1980年頃に生まれた世代を「ジェネレーションX(X世代)」と呼ぶことから始まります。
その後アルファベットの綴り通りにいくと、Y世代...そして「Z」に至るという理解です。

今回のこの動画には少し惑わされてしまわないように気を付けなければならないと感じています。
ここに出てくる二人がまるでZ世代代表のように描かれていますが、そうではないということ。
更に言えば、こういう感覚を持っている人たちはZ世代以前にも当然いるワケで、正直これについてはメディアが話を面白くさせようとするが故の悪意が含まれていると感じてしまいます。

一方で、我々がZ世代に対し何もケアすることはないのか?というとそういうワケでもありません。
企業も働く従業員をただの労働力として見るのではなく、働く意義ややりがいを与える必要性があることをこのケースこらも読み取ることができます。
「マニュアルがない」「現場にでたら行き違いがある」このギャップは正直最小限にすることはできても、完全に埋めることはできないでしょう。
理由は、企業やマネージメントは顧客を見ているワケであって従業員を見ているワケではないからです。
顧客のニーズは日々更新されアップデートされていくもの。
そのスピードにマニュアルや現場が完全一致していることの方が稀だということは、実際に働く人間であれば理解できるものだと考えます。

かつては当社でも似たようなことがあった時期がありました。
入社直前の承諾拒否や、入社後直前の退職。
突然従業員が会社の備品と封筒一枚(退職願)を残し、消息不明になるなんてことも経験していますが、いまから思えばそれにはそれ相応の理由があったからだとも思う事件の一つです。
故に、ミッション経営は重要であること。
我々は人材の雇用だけを行っているだけではなく、人材開発・育成を行っているのだということを忘れてはなりません。

「宝島社、朝日新聞の編集姿勢を評価と説明 衝撃の「政府批判広告」の意味とは 」 yahooニュース

SNSでも話題になっている政府批判広告です。
政府もまた、ミッションを忘れリーダーシップが暴走している現状について、投げ掛けたものです。
メディアとしていまやるべきことはなにか?を考えた宝島社には敬意を。
こういう意思を持った企業であれば、きっと「辞めたちゃん」や「せわしさん」のような方はいないのだと思いました。


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