vol.0109 今後の採用活動はどうなってしまうのでしょうか? (1/3)

採用職人の清田です。

今日のご質問は、
「今後の採用活動はどうなってしまうのでしょうか?」
というものです。


素直な疑問ですね(笑)
これは僕自身も知りたいことでは
あります。

未来のことですので、
あくまで採用職人の予測でしか
ないわけなのですが、
未来というのは現在からつながるものなので、
予測できないものではありません。

もちろん隕石が落ちてくるみたいな未来は予測不可
ですので、そんなのは考えませんけどね。


まずは現状を整理します。
・新型コロナウイルスの拡散を防ぐため政府から集団行為の自粛要請
・以前から決めていたリクナビに続きマイナビや新聞社などの合説ストップ
・大手企業などを中心に説明会や選考会も自粛するところがでている

採用に関わる部分でいうと
こんな感じですよね。


こういう緊急事態が起きたときに、
何かしら活路を見出していくために
動きまくる企業は、実は1割もいません。

多くの企業は静観するでしょう。

なので、何とも面白みのない未来予測としては、
コロナ騒動が収束するかどうかはわかりませんが、
たとえば収束するとして5月くらいから
通常通り就活がスタートするという未来が一つ
予測できます。


でも歴史を紐解いていくと、
そんなに面白みのない未来が実現する可能性は
実は五分五分
だったりします。

進化

という言葉聞き馴染みがないわけでは
ありませんが、実際にその瞬間を目にすることって
あまりないかもしれません。

進化とはどうして起こるかご存じでしょうか?

それは種の保存のためです。

遺伝子学の権威である
村上和夫教授という方がおられます。

村上教授のお話によると、
我々ヒトを含む、すべての生物は
一つの遺伝子から分岐しているそうです。

そしてすべての生物は
遺伝子の船だと表現されています。

つまり我々は一個人である前に、
遺伝子をつなぐために動き回る一艘の船
でしかないという少し残念が現実なんですね。

遺伝子というのは、
自分たちが永続的に生き永らえるために、
少しずつ配列を変えて
様々な生物に進化を遂げていったと言われています。

そして、分岐していった生物も
環境の変化に応じて進化をしていきます。

昔は水棲生物しかいなかったようですが、
海藻などの植物ができて光合成をはじめ、
地表に酸素ができてきてから、
地上で生きられる生物が生まれていったと
言われていますよね。

これの一つひとつを進化というわけなのですが、
遺伝子は環境を見極めながら、

「よし!地表で生きられるために肺を作ろう!」

みたいに狙い撃ちで進化しているわけでは
ないようなのです。

そうではなく、
未来を見ているわけでもなく、
新たに生まれてくる個体の遺伝子情報を
ほんの少しだけ変えながら親から子へ
世代が移っていきます。

そして今の世界で生きることができない配列で
生まれてきた突然変異という個体が生まれます。
その大部分は生きていけずに死んでしまうので、

どうしてそんな個体が生まれるように、
遺伝子は配列を変えたのだろう?
と疑問に思ってしまうのですが、

この世界には気候変動というものがあります。

温暖化が進んでいったと思ったら、
急激に氷河期が訪れ地表のほどんどを
氷が埋め尽くすということが起こるのです。

この時に、その突然変異の一部が
氷に覆われている世界で生きられる
配列を持っていたりするのです。

ここで進化とヒトが呼ぶものが起きます。

これまでの世界で生きやすかった種が、
世界の変化で生きられなくなる。

突然変異の中で新たな世界に順応ができる
個体が生き残り、そこが交配し種がつながる。

すると種に変化が訪れる。

これが進化なのだと言われています。


いったい何の話なの?
ということですけれども、

これがすごく意味を持ちます。
長くなってきたので次回に回します。


最後までお読みいただきありがとうございました。
フォローしてくださると、励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?